侍ジャパン井端弘和監督(50)が26日、3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表メンバーを追加発表し、オリックス・曽谷龍平投手(25)が初選出された。「代表メンバーに選んでいただいて、“野球をしてきてよかったな”という思いを一番初めに感じました。

日本の代表として自信と覚悟を持ってプレーしていきたいと思いますし、チームの勝利に貢献できるように精一杯頑張ります」とコメントした。

 井端監督は選出理由に「曽谷投手は昨年の秋の強化試合で、あれだけのピッチングを見せてくれた。MLB球にも対応できていたのは、呼んだ選手で一番。あのボールを春に投げてもらえれば、十分抑えてくれるという判断に至った」と説明した。

 貴重な“左枠”だ。前回発表時点で左腕は先発が菊池雄星エンゼルス)、中継ぎも松井裕樹(パドレス)と計2人だけ。同僚の宮城とともに左投手に厚みをもたらす存在となる。決め球は、その曲がり幅から大学時代に友人に名付けられた「ジェットコースタースライダー」。プロ3年目の昨季は先発ローテーションを守り、自己最多の8勝(8敗)。11月の韓国との強化試合では侍ジャパンに選出され、3回パーフェクトに抑えるなどアピールしていた。

 公私ともに充実しており、昨年12月25日には自身のインスタグラムで結婚を発表。「守るものが増え、より一層責任と覚悟を持って野球に取り組んでいきます。

今後とも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします」と報告していた伸び盛りのサウスポーが、日本の連覇に貢献する。

 ◆曽谷 龍平(そたに・りゅうへい)2000年11月30日、奈良・斑鳩町生まれ。25歳。中学時代は志貴ボーイズで全国8強。明桜(秋田)では現ロッテ・山口と同期。2年夏に控え投手として17年夏の甲子園出場。白鷗大では3年春に関甲新リーグ最多奪三振、同年秋に優秀選手賞などを獲得。4年春に無安打無得点試合を達成し、7月のハーレム大会で大学日本代表。22年ドラフト1位でオリックス入団。183センチ、83キロ。左投左打。

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