◆新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」(11日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪))観衆5507人(札止め)

 新日本プロレスは11日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で「THE NEW BEGINNING in OSAKA」を開催した。

 メインイベントの辻陽太とジェイク・リーのIWGPヘビー級選手権で試合前のリング上で棚橋弘至社長が選手権試合宣言を行った。

 棚橋弘至社長は「認定書 これより行われる王者辻陽太対挑戦者ジェイク・リーの試合は、IWGP実行委員会が認定するIWGPヘビー級選手権試合であることを、これに宣言する。2026年2月11日、IWGP実行委員会」と宣言した。

 宣言後に辻は、ベルトを棚橋社長へ返還。ジェイクにベルトを確認し、四方の客席にベルトを掲げた。

 ベルトをかけた「選手権試合」であることを認定する「タイトルマッチ宣言」は、古くは昭和30年代、力道山時代の日本プロレスで日本プロ・レスリングコミッショナーを務めた自民党の大野伴睦副総裁がリング上で「認定証」を読み上げ、新日本プロレスではアントニオ猪木さんが全盛期の昭和50年代には新日本のコミッショナーを務めた自民党幹事長などを歴任した二階堂進氏ら主に大物政治家が務めてきた。

 さらに1990年代には、坂口征二社長(当時)が「認定証」を読み上げ、その後、山本小鉄氏らIWGP実行委員が担当した。タイトルマッチを直前に控えた「宣言」は、いずれも特別な一戦であることを観客に訴え、試合にある種の格調を与えていた。

 プロレス界の伝統だった「タイトルマッチ宣言」は、新日本プロレスの「IWGPヘビー級選手権」では、2009年1・4東京ドームの「武藤敬司 vs 棚橋弘至」戦からなくなって、今回17年ぶりに復活。棚橋社長の宣言に会場は大きな拍手を送り、最高峰ベルトをかけるにふさわしい高揚感が札止めのアリーナを包んでいた。

 ◆2・11大阪全成績

 ▼第0試合 村島克哉壮行試合 20分1本勝負

矢野通、〇真壁刀義(8分17秒 キングコングニードロップ↓体固め)嘉藤匠馬、村島克哉●

 ▼第1試合 スペシャルタッグマッチ 高橋ヒロム壮行試合 30分1本勝負

〇石森太二、高橋ヒロム(9分40秒 Bone Lock)ジェイコブ・オースティン・ヤング●、フランシスコ・アキラ

 ▼第2試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負

〇ドリラ・モロニー、鷹木信悟(9分24秒 WAR DRAGONS↓片エビ固め)グレート―O―カーン、HENARE●

 ▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負

ボルチン・オレッグ、〇YOSHI―HASHI、後藤洋央紀(12分20秒 泥眠↓エビ固め)ハートリー・ジャクソン●、大岩陵平、ザック・セイバーJr.

 ▼第4試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負

〇アンドラデ・エル・イドロ(14分20秒 ザ・メッセージ↓片エビ固め)ゲイブ・キッド●

 ▼第5試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負

〇カラム・ニューマン(13分53秒 プリンスズカース↓片エビ固め)デビッド・フィンレー●

 ▼NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負

〇挑戦者・成田蓮(2分08秒 地獄の断頭台↓体固め)王者・ウルフアロン●

 ▼IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負

王者組・〇OSKAR、Yuto―Ice(19分37秒 K.O.B↓片エビ固め)挑戦者組・上村優也●、海野翔太

 ▼IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負

〇王者・辻陽太(23分40秒 ジーンブラスター↓片エビ固め)挑戦者・ジェイク・リー●

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