皐月賞トライアルの第63回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3着馬までに皐月賞への優先出走権)は3月8日、中山競馬場の芝2000メートルで行われる。

 デビュー2連勝でデイリー杯2歳ステークスを制して、前走の朝日杯フューチュリティステークスで3着だったアドマイヤクワッズ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父リアルスティール)が主役候補だ。

1番人気に支持された前走は、外の12番枠からうまく流れに乗れなかったが、直線は大外から懸命に追い上げて意地は見せた。立ち回りひとつで、巻き返しは十分だ。

 前走の東京スポーツ杯2歳ステークスで重賞初制覇を果たしたパントルナイーフ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎、父キズナ)が、手ごわいライバルになる。ハイレベルだった前走の白星は価値が高く、未勝利戦を勝っている中山コースに不安はない。

 同レースで3着だったライヒスアドラー(牡3歳、美浦・上原佑紀厩舎、父シスキン)は、道中でごちゃつく場面がありながら、直線で最内から伸びてきた脚に能力の片りんを感じさせる。一瞬の切れ味は非凡なものがあり、舞台も合いそうだ。

 前走の京成杯で4着だったタイダルロック(牡3歳、美浦・武井亮厩舎、父モーリス)は、久々を叩いて前走以上の出来で臨めそうなのは大きい。昨年の日本ダービー馬クロワデュノールを叔父に持つ血統も魅力で、今後を見据えて賞金加算へ勝負気配が漂う。

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