◆第63回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月8日、中山競馬場・芝2000メートル、良=3着馬までに皐月賞の優先出走権)

 皐月賞トライアルが10頭で争われ、3番人気のバステール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)がゴール前で差し切り、重賞初制覇を飾った。川田将雅騎手は14年トゥザワールド、18年ダノンプレミアムに続く当レース3勝目。

勝ちタイムは2分0秒2。

 前走・2歳未勝利戦では中団から上がり最速33秒9の豪脚で突き抜けた。初の中山でもハイパフォーマンスを発揮。重賞初挑戦の1勝馬が朝日杯FS3着アドマイヤクワッズなど実績馬を一蹴した。ディープインパクトの他に、スペシャルウィーク、ヴィクトワールピサなど名馬が制した伝統の重賞から、春の主役候補に名乗りを挙げた。

 2番人気のライヒスアドラー(佐々木大輔騎手)が2着。1番人気で3着のアドマイヤクワッズ(坂井瑠星騎手)までが、皐月賞・G1(4月19日、中山競馬場、芝2000メートル)への優先出走権を獲得した。

 川田将雅騎手(バステール=1着)「追い切りでも難しいものがありますし、最終追い切りに乗ってはいないですが最終追い切りも難しい面を出しながらの調教だったので、それをパドックでも返し馬でも見せていました。調教段階から乗り難しいぶん、良さを感じていなかったところはあるのですが、今回これだけの脚を使えるぐらいの動きになった時に初めて少し良さを感じてきたという感じです。全体がまだ体も心も幼いので、これから成長していく馬だと思いますので、この状態で、これだけのパフォーマンスを出せるというのは、素質の高さだと思います。(1か月後に向けて)まずは無事にたどり着いてほしいと思いますし、どれぐらい時間がかかるか分からないですが、しっかりと育った時には、とてもいい馬になるだろうと思いますので、まだまだ時間が足りないですけれども、楽しみにしています」

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