◆第75回スプリングS・G2(3月15日、中山競馬場・芝1800メートル、良)

 皐月賞トライアルが16頭立てで争われ、2番人気のアスクエジンバラ(牡3歳、栗東・福永祐一厩舎、父リオンディーズ)は2着。直線は10番手から鋭い末脚を見せ追い込んだが、勝ち馬に首差届かなかった。

 昨年の京都2歳2S2着、ホープフルS3着に惜敗。「仕上げは7分ぐらいですが、ここは勝たないといけないレース」と鞍上が話すなど必勝態勢で臨んだが、またもや惜しい敗戦。この悔しさは、権利を獲得した皐月賞で晴らす。

 勝ったのは8番人気のアウダーシアで、勝ちタイムは1分46秒0。02年にタニノギムレットがマークした1分46秒9を上回るレースレコードとなった。

 3着には7番人気でアクロフェイズ(西村淳也騎手)が入り、皐月賞・G1(4月19日、中山・芝2000メートル)への優先出走権を獲得した。

 岩田康誠騎手(アスクエジンバラ=2着)「目いっぱいではない仕上げの中で、最低限はできました。先が見えてきました」

 福永調教師「よう走ったね。勝った馬が強かったです。賞金加算は大きい。ダービーに向けて安心できるラインまできたかな。次走は皐月賞を予定」

 

 西村淳也騎手(アクロフェイズ=3着)「惜しかったです。

それだけです」

 奥村豊調教師「距離もつめて輸送もあって、クリアすることが多いなと思っていましたが、うまく馬が対応してくれました。まだ体が緩くてエンジンのかかりが遅いので、その辺が中山でもどうかと思ったけど、小回りをこなしたのは大きいです。その辺がスッとしてくれれば、もっといいですね。体質が強くなくて間隔を空けて使っているので、栗東に戻して反応を見てから次走は考えます」

 団野大成騎手(サウンドムーブ=4着)「能力を再確認するレースになりました。あとひとつで権利を取れるところだったので、それが心残りです。枠も難しい中で出来るレースはしましたが、もう少しやりようがあったかなと思います」

 田辺裕信騎手(サノノグレーター=5着)「道中は雰囲気良くロスなく直線に向けたけど、ゴール前で進路が狭くなった。勢いはあったし、もうひとつふたつくらい上の着順を取れる手応えだった」

 杉原誠人騎手(ラストスマイル=6着)「スタートも決まって、競馬の流れ的には想定通りだった。3コーナーくらいまではリズムが良かったし、行く馬も想定内だったけど、ちょっとまだコーナーのバランスが良くなくて加速がつきづらいところがあった。直線もさばきながら伸びてきているけど、やっぱり広いコースの方がいいかな」

 丹内祐次騎手(マイネルシンベリン=8着)「差がないし、馬は良くなっています」

 大野拓弥騎手(ミスターライト=9着)「勝負どころでは一瞬ありそうな感じがしました。良化途上の段階で見せ場を作ってくれたし、これで良くなってくれれば」

 石橋脩騎手(ガリレア=10着)「前回より馬にやる気があった。あまりゲートを出なかったので、馬の後ろで我慢ができた。あの感じなら1800メートルでももつと思う。

3、4コーナーの荒れているところでバランスを崩すところがあった」

 横山武史騎手(タイキルッジェーロ=11着)「まだ気性も体も幼い中でよく頑張ってくれています。良くなるのは秋以降だと思いますが、いいものは持っています。将来性に期待したいです」

 横山和生騎手(ジーネキング=12着)「遅かれ速かれクリストフ(ルメール)が動くと思っていて、それをスカしてひとタメできた。4コーナーはオッと思った。個人的にはもっと距離を詰めての馬になりそう。内容は着順ほど悪くない」

 角田大和騎手(マカナアネラ=13着)「普段はうるさいところもあるけど、ゲートを上手に出てくれました。クレパスキュラーがくると思って組み立てたけど、3、4コーナーの荒れたところで脚を取られました。能力はありますが、成長途上です」

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