◆第74回阪神大賞典・G2(3月22日、阪神競馬場・芝3000メートル=1着馬に天皇賞・春の優先出走権、良)

 伝統の長距離重賞が10頭立てで行われ、2番人気のダノンシーマ(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎、父キタサンブラック)は3着。重賞初挑戦Vはならなかった。

 母に米G1馬を持ち、23年セレクトセール1歳馬部門で3億1000万円の値が付いた高額馬。デビューから適度にレース間隔を空け大事に使われ、今回は9戦目。昨年9月の兵庫特別(2勝クラス)から3連勝していたが、ストップしてしまった。当レースで過去3度の2着を経験している川田将雅騎手だが、またしても勝利には手が届かなかった。

 勝ったのは武豊騎手騎乗で1番人気のアドマイヤテラ(武豊騎手で、勝ち時計は3分2秒0。22年菊花賞でアスクビクターモアがマークした3分2秒4を上回るコースレコードでの勝利。2着は6番人気のアクアヴァーナル(坂井瑠星騎手)が入った。

川田将雅騎手(ダノンシーマ=3着)「3000メートルで、現状できる精いっぱいの走りをしてくれました。いい経験になりました」

北村友一騎手(シュヴァリエローズ=4着)「馬場がいいと、下を気にしないので、道中の進みがいいですね。スタートを出てくれたので、ある程度のポジションを取って粘ろうと思ったのですが、結局あの位置になるのなら、出していかずに後ろからいった方が良かったかもしれません。年齢を重ねてもスイッチが入るのはいいことです。最後までよく頑張っています」

丹内祐次騎手(マイネルエンペラー=5着)「この馬にとっては、時計が速すぎましたかね。

よく頑張っています」

岩田望来騎手(サンライズソレイユ=6着)「ゲートが速くて、行けるなら行こうと思いました。リズム良く行けましたが、レコードが出る展開で、この馬には速い脚がないので、仕方なかったかなと思いました。馬は頑張ってくれました」

佐々木大輔騎手(レッドバンデ=7着)「ちょっとずつちょっとずつ、ゲートがまた出なくなってきています。ああいう形だったので、残り半マイル(800メートル)から勝負に出たんですが…。思った以上に動けなかったですね。前半ゆっくり行ったんですが、後半につながらなかったです」

酒井学騎手(メイショウブレゲ=8着)「この馬のリズム、形で、3000メートルだけど残り1000メートルの競馬をしました。離されすぎてもと思い、ある程度ついていったんですが、力みもなく追走してくれました。残り800メートルから前に取り付く脚もあったし、強いメンバー、レコード決着でこの馬の持ち味が生きる競馬ではなかったけど、食い下がってくれた。ブレゲなりにすごく頑張ってくれていると思います」

松山弘平騎手(ファミリータイム=9着)「スタートがうまく出せなくて、自分の競馬ができなかったですね。申し訳ないです」

松本大輝騎手(ダンディズム=10着)「いつも以上にスタートを出てから、二の脚がついてマイペースで行けたんですが、道中で動きがあった分、リズムを欠いてしまいました」

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