第74回日経賞・G2(1着馬に天皇賞・春の優先出走権)は3月28日、中山競馬場の芝2500メートルで行われる。

 今年の始動戦となる昨年の有馬記念2着馬コスモキュランダ(牡5歳、美浦・加藤士津八厩舎、父アルアイン)が中心。

前走は初めてブリンカーを着用した効果がてきめんに出て、序盤から終始抜群の行きっぷりで新たな一面を見せた。ミュージアムマイルには半馬身とらえられはしたが、衰えがないことを証明した。報知杯弥生賞ディープインパクト記念勝ちや、皐月賞2着など中山適性が高く、同舞台で前走と同じだけ走れば好勝負になる。

 国内外でG1・2着が2回に重賞2勝の実績があるローシャムパーク(牡7歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)が対抗。24年11月のブリーダーズカップターフ2着以降は不振にあえぐが、4度目の海外遠征となった前走の香港カップでは見せ場十分の5着と復調気配が漂う。19日の美浦・Wコースでも活発な動きを見せており、完全復活があっても驚けない。

 目下4連勝中の4歳馬ミクニインスパイア(牡4歳、美浦・林徹厩舎、父アドマイヤマーズ)の勢いも魅力だ。操縦性の高さがストロングポイントで4勝全てで手綱を執る丹内祐次騎手が続けて騎乗する点は心強い。初めての重賞でも軽くは扱えない。

 展開のカギを握りそうなミステリーウェイ(セン8歳、栗東・小林真也厩舎、父ジャスタウェイ)も侮れない。3走前の丹頂ステークス、2走前のアルゼンチン共和国杯をともに逃げ切って重賞初制覇。その勢いで臨んだ有馬記念は最下位の16着に沈んだが、道中が出入りの激しい展開で息が入らなかった。

スムーズなら粘り込みが可能だ。

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