◆第74回日経賞・G2(3月28日、中山競馬場・芝2500メートル、良=1着馬に天皇賞・春の優先出走権)

 天皇賞・春につながる中山の長距離G2が15頭で争われ、1番人気のコスモキュランダ(牡5歳、美浦・加藤士津八厩舎、父アルアイン)は7着だった。24年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念以来となる重賞2勝目はならなかった。

 昨春の大阪杯から5戦連続で掲示板にも入らない不振ぶりだったが、有馬記念では12番人気ながら2着に激走。24年皐月賞2着など、中山への高い適性をグランプリで再証明していた。始動戦には前走と同じ中山2500メートルを選択したが、完全復活はお預けとなった。

 勝ったのは4番人気のマイユニバース(横山典弘騎手)。勝ちタイムは2分30秒7。2着には2番人気のミクニインスパイア(丹内祐次騎手)、3着には3番人気のローシャムパーク(クリストフ・ルメール騎手)が入った。

 

 西村淳也騎手(シャイニングソード=5着)「すごくいい状態でした。スタートの一歩目は出ましたが、二の脚で進まなかったですし、馬場を気にしていたのかもしれません。4コーナーで接触してスピードダウンしましたが、そこから盛り返してくれました」

 松岡正海騎手(マイネルケレリウス=6着)「テン乗りで仕掛けどころが難しかったが、脚を余している感じだったので、早めに動かしていきました。結果的に勝ち馬のいいアシストになってしまいました」

 横山武史騎手(コスモキュランダ=7着)「調教は良かったですが、今日の返し馬の感じは有馬記念の時のように跳ね上がる感じがなかったです。裏を返せば、有馬の時が良すぎたのかもしれないですね。前走は最後に歩いているような感じだったので、エンジンを残すイメージで競馬をしましたが、最後はスッカラカンで反応もなかったです。

道中の感じは良かったのですが…」

 大野拓弥騎手(チャックネイト=8着)「状態は良さそうでした。ペースが緩んだところで追い上げて、4コーナーではオッというところはありました。もう少し馬場が渋ってくれれば良かったですね」

 マイケル・ディー騎手(ホールネス=9着)「道中はいいリズムを保って走れました。ただ、他の馬にもまれて、ごちゃごちゃしてバッドラックでした」

 中舘調教師(アスクナイスショー=10着)「あれだけ入れ替わり立ち替わりで来られると苦しかったです。今日は展開に尽きますが、力はつけています」

 三浦皇成騎手(リビアングラス=11着)「テンが速くなりましたし、こうなるかなとは思っていました。道中は息を入れて走らせましたが、掘れた馬場は上手ではなく、走りづらそうでした」

 荻野極騎手(ブレイヴロッカー=12着)「この馬はタフさが売りで、そういう形にはできましたが、勝負所でギアが上がらなかったです。こんなものではないと思いますし、3000メートル以上に適性があるのかもしれません。走れる状態ではありましたが、悔しいです」

 杉原誠人騎手(ホウオウノーサイド=13着)「前がやり合っていたので、自分のリズムでと思いましたが、最後は苦しくなりました。馬は一生懸命に走ってくれていますが、今日は今まで気にならなかった呼吸音が気になりました」

 松本大輝騎手(ミステリーウェイ=14着)「どうしてもスタートが速くないので、出して行きましたが、それ以上にブリンカーをつけた馬や並びで自分の形になりませんでした。こうなると力を出し切れないですね」

 石川裕紀人騎手(クリスマスパレード=15着)「前半、流れを落としたいと思ったが、後ろに気配を感じましたし、どんどん来られて、ペースを落とせず、前には苦しい展開になりました」

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