◆第86回桜花賞・G1(4月12日、阪神競馬場・芝1600メートル)

 フェスティバルヒル(牝3歳、栗東・四位洋文厩舎、父サートゥルナーリア)が、骨折休養明けでのG1勝利を狙う。昨年のファンタジーSで重賞初制覇。

しかしその後、左第1指骨の剥離(はくり)骨折が判明し、休養を余儀なくされた。

 今回は5か月半ぶりの実戦。四位調教師は「間が空いているのはプラス材料ではない」ときっぱり言いつつも、「牧場でもしっかり乗ってもらっているので、下地は十分できている」と不安はない。背が伸びて、体長も長くなるなど、休養期間で馬体は着実に成長した。

 栗東・CWコースでの1週前追い切りは前進気勢が強かったが、「行きたがりながらも我慢できている」と及第点の評価。「やりすぎるとテンションが上がってきそう。バランスを考えながら、徐々に負荷をかけている」と、精神面も考慮した調整ができている。

 半兄ミュージアムマイルは昨年の皐月賞馬で、年末には有馬記念も制覇。自身の休養中にグランプリホースとなった。「力は間違いなくいいものを持っている」と四位師。兄に続いて3冠初戦を制し、その先の飛躍も目指す。(水納 愛美)

編集部おすすめ