◆米大リーグ マリナーズアストロズ(10日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)

 アストロズの今井達也投手が10日(日本時間11日)、敵地のマリナーズ戦でメジャー3試合目の先発登板。立ち上がりから大乱調で初回に降板した。

 直球の制球に苦しみ、先頭のクロフォードと昨季2冠王ローリーに連続四球を与え、無死一、二塁のピンチを招いた。3番ロドリゲスは遊撃内野安打で無死満塁。4番ネイラーに対しては暴投で先取点を献上した。ネイラーにも四球で再び無死満塁とされ、5番アロザレーナには押し出し死球で2点目。レイリーは二ゴロに打ち取ったが、3点目を失った。7番ヤングに4つ目の四球を与えたところで降板した。

 緊急登板した2番手オカートが後続を封じ、今井は1/3回1安打3失点4四球1死球、防御率7・27となった。37球を投げ、ストライクは半数以下の17球だった。

 3月29日のデビュー戦(対エンゼルス)で力負けしないように「若干怖さというか、力任せに投げてしまった」と3回途中4失点で途中降板。この反省から4日(同5日)、敵地のアスレチックス戦で「速い球を投げるというより、まずしっかりストライクゾーンに直球も変化球も投げることが大事だと思った」と6回途中3安打無失点と好投し、メジャー初勝利を挙げた。

 この日は球場前でマリナーズのイチロー氏(52)=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=の米野球殿堂入りを記念した彫像の除幕式が開催された。象徴的なバットを立てる打席ルーチンがモチーフ。

イチロー氏が、K・グリフィーJr氏、E・マルチネス・コーチの両レジェンドとともに覆っていた布を引っ張ると、バットが手元からポッキリと曲がっていた。イチロー氏は指をさして笑っていた。

 シアトルタイムズ紙のジュード記者のXによるとイチロー氏は「まさかここでもマリアノ(リベラ)にバットを折られるとは思わなかった」とヤンキースの元守護神リベラの宝刀カットボールに対し、バットを折られた場面を引き合いに出して笑いを誘った。この彫像をモチーフとした人形がこの日の入場者プレゼントで配布されたが、球団はバットの折れた人形のセルフパロディー写真を球団公式インスタグラムに投稿していた。

編集部おすすめ