卓球の世界選手権団体戦(28日開幕、ロンドン)に臨む男女日本代表が14日、都内で事前合宿を公開した。男子で世界ランク4位の張本智和(トヨタ自動車)は「世界卓球は爆発しないといけない大会。

出し切る気持ちで全員で金メダル、結果だけを求めて頑張りたい」と意気込んだ。

 前回2024年釜山大会は準々決勝で中国に敗れ、メダルを逃した。当時との大きな違いの一つが、世界ランク7位・松島輝空(木下グループ)の著しい成長だ。過去3度の団体戦で不動のエースとして重圧を背負ってきた張本智は「シンプルに(世界ランク)トップ10が一人増えた。トップ10が4点(試合)出られるというのは他の国よりも強みだと思う。誰かに安心して頼ることができるのは初めて」と歓迎した。

 “二枚看板”の強みを生かすため、男子の岸川聖也監督に「ランクで僕に気を使ってエースで使う必要はないですよ。相手を見て松島をエースで使ってもらって大丈夫です」と自ら伝えたことも明かした。相性や調子を考慮し、オーダーを組みやすいようにとの思いからの行動だった。その上で「だからこそ僕が甘えて1点(勝)でいいやではなく、2点取れば絶対勝てるチームだと思う。今までの気持ちを忘れず、2点取る気持ちで頑張りたい」。1969年ミュンヘン大会以来の金メダルへ、大黒柱の責任感をにじませた。

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