卓球の世界選手権団体戦(28日開幕、ロンドン)に臨む日本代表が14日、都内で事前合宿を公開した。5大会連続で銀メダルの日本女子の“切り札”となりうるのは、世界ランク15位でカット主戦型の橋本帆乃香(デンソー)だ。

19年の個人戦で銅メダルを獲得しているが、団体戦は初めて。27歳は「最年長なので、チームをまとめながらも、初めての団体戦。自分自身、試合に出るときは挑戦する気持ちで戦いたいと思います」と力を込めた。

 カットマンは下回転をかけて返球し続け、守備に特化した戦術を取る。特有の戦法で昨年は対外国人選手41連勝と強豪・中国勢も打ち破ってきた。対策をされながらも、上回るすべを追求する実力者は「常に進化を続ける気持ちでやっている」と見据えている。

 世界卓球団体戦代表にカットマンが入るのは、22年成都大会の佐藤瞳以来。女子日本代表の中沢鋭監督も「しっかり判断して使いたい」と登録5人のうち3人を使うオーダーで起用法を思案する。ただ、橋本が一人、登録されているだけで相手は「カットマン対策」も行わないといけない。橋本も「相手側からすると、オーダーが読みにくい部分もあると思うし、対策する量が違うと思う。自分が出るにしても、出なくても、相手に考えを絞らせないためにも、そこで役割が果たせたら」と意気込んだ。

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