奈良の世界遺産・薬師寺で国宝の「仏足石(ぶっそくせき)」に、油のようなものがかけられた跡が見つかりました。

12日午後3時半ごろ、奈良市の世界遺産・薬師寺で、国宝の「仏足石」に油のようなものがかけられたとみられる跡があると、警察に通報がありました。



仏足石は釈迦の足跡が刻まれたとされる石で、薬師寺の仏足石は、国内最古のものとして国宝に指定されています。

警察によりますと、薬師寺の大講堂に置かれている仏足石に、1センチから2センチほどの大きさの油のような液体がかけられた跡が4か所見つかったということです。

(薬師寺 松久保伽秀執事長)「いったん失われてしまったものは二度と戻ることがありません。長年培われてきた文化の一部が汚損されたということにつきましては、寺としてはたいへん遺憾に思っているところです」

警察は液体の成分の分析を行うとともに、文化財保護法違反の疑いで防犯カメラの映像などを調べています。

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