◆プロボクシング ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦12回戦 〇同級2位・那須川天心 (9回終了TKO) 同級1位フアンフランシスコ・エストラダ●(11日、東京・両国国技館)

 WBC世界バンタム級挑戦者決定戦で同級2位の那須川天心(27)=帝拳=に9回終了TKO負けを喫した、元世界2階級制覇王者で同級1位フアンフランシスコ・エストラダ(35)=メキシコ=が14日までに、自身のインスタグラムでファンへのメッセージを投稿した。

 エストラダは日本時間13日、日本国内の神社で撮影された写真を投稿するとともに、「私はあなた方のサポートに感謝します」とファンへの感謝のコメントをつづった。

 エストラダは「私は最高のファンを持っていることを知っている。敬意と感謝の気持ちを込めて伝えたいのは、できる限りのことをしたこと、負けた戦いを敗北としてではなく、学びとしている。なぜなら、(世界王者に返り咲くために)何か月も準備をしてきたこと、心を込めて(調整したこと)などが分かっているから」と続けた。必死で頑張ったが、それでも「私は優れた戦士の目の前にいたことも知っている」と那須川にも敬意を表した。エストラダは「常に最も厳しいところに立ち向かってきたし、それが私の誇れること」とした。

 米リング誌のパウンド・フォー・パウンド(全階級を通しての最強ランキング)でトップ10に入っていた実力者は、那須川戦で左脇腹の肋骨(ろっこつ)を2本骨折したことが判明したが、「肋骨のケガに関しては、急に動いたりせず、大きな負荷をかけず、早く回復することを願っている」とした。

 「私の今の目標は、家族を楽しむこと、静かに過ごすこと、そして心を安らかにして考えること」などとつづったエストラダ。「すぐに私からの報告を受けることになるだろう。新たな考え方で、新たなプロジェクトをもって」としたうえで「雄鶏は消えることはない」という表現を用いて、まだリングからは離れないことを約束した。

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