株式会社三井メディカルジャパンは、3月27日から4月8日にかけて、クロス・マーケティング社のQiQUMOを用いたインターネット調査を実施。15歳以上の女性1000人を対象にスクリーニングを行い、そのうち「尿漏れを以前経験したことがある」または「現在もある」と回答した尿漏れ経験者328人を対象に、世代別の実態を分析した。

 調査の結果、10代は学校で、20~50代では仕事中や外出時、60代以上では長時間の外出時に尿漏れが気になりやすい傾向が見られ、60代以上では半数を超える51.3%(61人)が「現在も尿漏れがある」と回答した。一方で、全体の86.9%(285人)が医療機関に相談・受診しておらず、パッドの使用や下着の交換など、“自分で何とかする”対処が中心となっている実態も明らかになった。

 20~50代では、「仕事中や学校にいる時」が23.1%(42人)、「長時間の外出をしている時」も23.1%(42人)で並び、日中の行動時間そのものが不安につながっていることが分かった。さらに「電車・バス・車などで移動している時」16.5%(30人)、「買い物や通院などで外出している時」12.6%(23人)も続き、働きながら、あるいは外出をこなしながら生活する世代ならではの困り方が見えてくる。

 60代以上では、「長時間の外出をしている時」が27.7%(33人)で最も高く、「旅行や遠出をする時」16.0%(19人)も目立った。一方で10代は母数が小さいため参考値ではあるものの、「仕事中や学校にいる時」25.9%(7人)が最も高く、「運動・部活動・体操・散歩など」14.8%(4人)、「会議・授業などですぐ席を立てない時」11.1%(3人)が続いた。高年層に限らず、学校生活の中で困りごととして現れている点は注目される。

 全体で見ると、尿漏れが起きた場面は「くしゃみをした時」が57.3%(188人)で突出して多く、「咳をした時」24.1%(79人)、「急に尿意を感じて間に合わなかった時」22.9%(75人)が続く。日常の何気ない動作や突然の尿意をきっかけに起きていることが、今回の調査から見えてきた。

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