大相撲の幕内・藤凌駕(藤島)が3日、名古屋場所(12日初日・IGアリーナ)に向け、名古屋市西区の部屋で幕内・平戸海(境川)、同じ部屋の幕内・藤青雲らと15番取った。平戸海は2日連続の出稽古。

「お忙しい中でここに来てくれて、自分たちと稽古してくれるので、いい機会だと思いますし、本当にありがたい」と感謝した。

 愛知・春日井市出身の23歳。新入幕から2場所目の先場所は10勝を挙げ、ご当所の名古屋場所に自己最高位の東前頭9枚目で臨む。「自分の中で名古屋場所に幕内で帰ってくるという目標を立てていたので、それができて良かった。一番意識する場所。怪我なく勝ち越せるように頑張りたい」と意気込んだ。

 愛知県出身力士が名古屋場所を幕内で迎えるのは、2013年の玉飛鳥以来。昨年から会場となったIGアリーナでは藤凌駕が初めてとなる。稽古見学やイベントなどで地元のファンとふれ合う機会も多く「皆様が期待してくれるので、応えたいなと思います」と自覚は十分。先場所は千秋楽まで優勝争いに絡み「人生の中で大きな経験だった。これを活力に変えて頑張っていきたい」と意欲を新たにした。ご当所でも持ち味の押し相撲を貫き、IGアリーナを沸かせる。

(林 直史)

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