スノーボード女子で五輪3大会代表の岩渕麗楽(れいら、バートン)が10日に東京都墨田区立墨田中学校で開催された「avax class」に講師として初登壇し、中学1年~3年生の約430人の生徒に向けてキャリア教育の授業を行い、挑戦する大切さを伝えた。

 授業のテーマは「挑戦と失敗」。

これまでで一番大きな失敗について「北京オリンピックのビッグエア決勝で、最後に挑戦した最高難度の技で着地に失敗し、メダルを逃してしまったこと」と振り返り、「直前に手を骨折してしまい、不安とプレッシャーに押しつぶされそうだったが、このままやるしかないと自分を鼓舞して挑んだ。成功体験も大事だが、失敗から得られるものの方が大きい。まずは挑戦を重ねることが大事」と失敗を恐れず、挑戦する大切さを伝えた。

 また、質疑応答で生徒に「人に失敗した姿を見られたらどう思うか」と問われると、「どう思われるかということよりも、なんで失敗したかを考え、次に向けて自分を高めている」と回答。「最終的な目標は?」という質問には、「振り返ってみると、やはりオリンピックでメダルを取ることが最終目標」と変わらず、挑んでいく決意を示した。

 終わりには「失敗は恥ずかしいことではなく、次に進むための大切なヒント。周りの目を気にしすぎず、自分のやりたいことに向かって小さくても一歩を踏み出してみて」とメッセージを送り、授業を締めた。

 この取り組みは、エイベックスがサステナビリティ活動の一環として行っているキャリア教育プログラム。アーティスト・タレント・クリエイター・アスリートが全国の教育機関を訪問し、自身の体験談を通じて子どもたちに「才能や夢を信じる力」の大切さを伝えている。

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