北中米W杯は14日(日本時間15日)にフランス対スペインの準決勝が行われる。スペインのデラフエンテ監督が「決勝前の決勝」と表現した一戦。

注目は圧倒的な得点力を見せるフランスの絶対的エースのエムバペと、スペインの至宝、19歳のヤマルの対決だ。

 現在はRマドリードでプレーするエムバペとバルセロナのヤマル。2人は何度も対戦しており、両者の直接対決は過去10戦で、ヤマルが8勝2敗とエムバペを圧倒している。

 2024年の欧州CL準々決勝では、パリSG時代のエムバペが2ゴールで準決勝進出を決めたが、Rマドリードへ移籍してからの「エル・クラシコ」では、ヤマル擁するバルセロナが優勢。ラ・リーガの舞台でも、エムバペがハットトリックを達成しながら敗れるという苦い記憶もある。

 代表戦でもヤマルが優勢だ。24年の欧州選手権準決勝、25年のネーションズリーグ準決勝で、スペインが勝利。ただ、ヤマルは今大会、ここまで6試合で1得点。1次リーグのサウジアラビア戦以降、ゴールネットを揺らせていない。それでもヤマル自身は「チームが勝っている限り、気にしていません」と語る。個人の記録よりも、19歳で2018年ロシアW杯を制したエムバペと同じく、世界タイトルだけを欲している。

 エムバペが過去の対戦成績を覆し、2度目の頂点へ突き進むのか。

ヤマルが「エムバペ超え」を果たし、新たな時代の旗手としてスペインを決勝に導くか。今大会最大のビッグマッチが、いよいよ幕を開ける。

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