◆米大リーグ ヤンキース2―1ドジャース=第2試合=(19日、米ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が19日(日本時間20日)、敵地・ヤンキース戦のダブルヘッダー2戦目に「1番・DH」で先発出場し、4打数1安打。2戦ともフル出場で計9打数3安打だった。

試合は敗れた。ダブルヘッダーは1勝1敗となり、一昨日からの敵地での伝統の一戦スイープは逃したものの勝ち越しで終えた。

 1点を追う3回2死一塁の2打席。一塁側に守備をシフトしていたヤ軍内野で「空き地」となっていた三塁前にボテボテの当たり。ヤ軍三塁手カバジェロがボールを拾うだけの三塁内野安打で2戦連続安打をマークした。エドマンの代打同点弾で追いついた直後の1死一、二塁では、ヤ軍もクローザーのベドナーを投入。カウント2―2から外に外れるスプリットを振り、空振り三振に倒れて勝ち越し機を逸した。その裏に7番手フィリップスがチザムに痛恨の勝ち越し弾を被弾し、敗れた。

 6回1死走者なしの3打席目は、低めのスライダーを引っかけると、一塁への平凡なゴロに全力疾走。炎症で状態が心配される左足でベースを駆け抜けると、顔をゆがませ、ひやりとする場面もあった。ベンチに引き揚げると、待ち構えていたロバーツ監督からはお尻をたたかれていた。

 大谷はこの日、ダブルヘッダー1戦目に「1番・DH」に先発出場し、決勝の先制適時二塁打を含むマルチ適時打を放つなど、5打数2安打2打点と躍動。

試合後にはグラウンドに姿を見せ、キャッチボールを開始。最大60メートルほど離れると、約20分間ボールを投げ込み、フォームを入念に確認するなど、フル稼働していた。

 左膝の炎症で球宴は辞退し、「潤滑剤」の注射治療も敢行。グラウンドでは痛みをうかがわせる様子はなく、順調な回復ぶりを印象づけており、ベイツ打撃コーチも「いいスイングもしていたし、何本か引っ張った打球もあった。少なくともケガの影響でスイングが制限されているようには見えなかったね」と、状態の良さを強調していた。

 だが、投手としては左膝の負担が大きく、22日(日本時間23日)の敵地・フィリーズ戦で予定していた復帰登板を回避することが決定。ロバーツ監督は試合前に「できる限り、膝が良い状態になるチャンスを与えたい。球団としては、『100%じゃないなら無理をする必要はない』という考えでした。この症状は投球で起きるもの。投げようと思えば、おそらく投げられるでしょう。でも今の時期、このリスクを負うだけのメリットはない。少し時間はかかると思う」と説明していた。

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