バレーボール▽女子ネーションズリーグ(NL) 決勝大会 日本 1―3 ブラジル(22日、中国・マカオ)

 8チームで優勝を争う決勝大会が開幕し、1次Lを6位で突破した世界ランク6位の日本は、1次L3位で世界ランク2位の“王国”ブラジルにセットカウント1―3で逆転負けを喫した。第1セット(S)は先発セッター・関菜々巳(ブストアルシツィオ)の強気のトスワークも光り、26―24で先取したが、第2S以降、ブラジルの高さのある攻撃に打ち抜かれ、3Sを連取されて敗退。

3大会連続の4強を逃し、前回大会4位の悔しさを胸に挑んだ2大会ぶりのメダル獲得に届かなかった。

 第1セットは12日の1次Lポーランド戦で逆転勝ちに貢献したセッター・関、アウトサイドヒッター(OH)は石川真佑(エジザジュバシュ)、対角に佐藤淑乃(ミラノ)、セッターの対角に和田由紀子(ブストアルシツィオ)、ミドルブロッカーは島村春世(群馬)、山田二千華(NEC川崎)、リベロは福留慧美(姫路)が先発した。

 第1Sは5―7の劣勢から関のサーブでブレイクを取り、4連続得点で逆転した。セット終盤まで競り合ったが、23―23の場面で石川がレフトからスパイクを決めると、24―24の場面では関の強気なトスワークが光り、ミドルブロッカー・山田のブロード攻撃がさく裂。最後は相手のレフトからの攻撃を2枚ブロックで止め、接戦のセットを26―24で先取した。

 1―0の第2Sは18―20の劣勢から石川のバックアタックが決まり、和田のスパイクでラリーを制した。21―22の場面では相手のスパイクがアウトの判定だったが、ブラジルがビデオ判定を要求し、日本のブロックタッチがあったとしてブラジルの得点になった。21―23に点差が開いて、最後は石川のスパイクがアウトになって22―25で奪われた。

 1―1で臨んだ勝負の第3Sはいきなり4連続失点。ブラジルに流れを握られた中、OH佐藤を守備に定評がある北窓絢音(SAGA久光)に代え、二枚替えでOH秋本美空(ブストアルシツィオ)とセッター・栄絵里香(SAGA久光)を投入。それでも悪い流れを断ち切れず、9点の大差をつけられて16―25で連取された。

 1―2の後がなくなった第4Sはブラジルの攻撃に日本が食らいつく。

OH和田がライトから鋭いスパイクを何度も決めてチームに勢いをもたらすと、14―15ではサービスエース。続いて石川のスパイク、再び和田のサーブで勝ち越した。しかし、ブラジルの高さのある攻撃に屈した。昨年のNL、世界選手権のメダルマッチの雪辱を果たせず、2大会ぶりのメダルに届かなかった。

 石川真佑「出だしはすごくいい入りができたけど、後半になるにつれて相手も対応してきた中で自分たちが粘り負けしてしまったり、勢いが足りなかったと思っています」

 ◆ネーションズリーグ 1993年からのワールドグランプリに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、3組に分かれて3週で1次L計12試合を行う。勝ち点は3―0、3―1で3点、3―2で2点、2―3で1点、1―3、0―3で0点。日本はカナダ、フィリピン、大阪で1次Lを戦い、開催国の中国と成績上位7チームと決勝大会(中国・マカオ)に6位で突破。24年大会で日本は銀メダルを獲得している。

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