◆JERAセ・リーグ 阪神5―4DeNA(22日・甲子園

 阪神・伏見寅威捕手が、バットでも貢献した。1点を追う3回2死満塁、藤浪の直球を捉え同点の右前適時打を放った。

右打者では唯一、右打席側への抜け球が多い藤浪からマルチ安打をマーク。「(打てた理由は)やっぱり立ち向かう気持ち。しっかり球に入っていこうと決めていたので、いいバッティングができた」と好打の秘けつを明かした。

 この日は3打数3安打で、日本ハム時代の23年7月22日・オリックス戦(ほっと神戸)以来、ちょうど3年ぶりの猛打賞。日本ハムからトレード移籍後初のお立ち台にも上がり「キャッチャーの人こと伏見寅威です!」と自己紹介。4月29日のヤクルト戦(神宮)のヒーローインタビューで高橋が残した伝説の迷言「キャッチャーの人」にかけて、甲子園の虎党を沸かせた。

 チームは、熱戦を制して5カード連続勝ち越し。藤川監督は「伏見の打席、満塁での踏み込んでの右方向へのヒットというところも含めて、これはすごく厳しい勝負に仕掛けていっているという部分では、たくさんの選手が学んでいかなければいけないんじゃないですかね。阪神の選手もね」と勇ましい気迫にも賛辞を贈った。新戦力のベテラン捕手が、球団初のセ・リーグ連覇のキーマンになる。

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