来年1月の第103回箱根駅伝で、悲願の初優勝を目指す国学院大が山梨・富士河口湖町の西湖周辺で夏合宿をスタートさせた。例年、国学院大は8月上旬の西湖合宿を「0次夏合宿」と呼び、本格的な夏合宿に向けての準備段階と位置づけている。

合宿3日目の3日は湖畔周回コースで30キロ走を行い、全選手が設定タイム通りで走破した。

 昨季の学生3大駅伝で、国学院大は出雲駅伝を連覇、全日本大学駅伝で4位。そして、箱根駅伝は2位だった。従来の大会記録を更新したが、青学大に2分33秒差で初優勝はならなかった。今季のチーム目標は、すばり「箱根駅伝 総合優勝」。チームスローガンは「覚悟はいいか~想いの継承、そして頂点へ~」。主将の野中恒亨(ひろみち、4年)、3人の副将の辻原輝(ひかる、4年)、吉田蔵之介(4年)、田中愛睦(あいむ、4年)を中心に全選手の意欲がみなぎっている。2年の主力の高石樹、野田顕臣らは一日約60キロも走り込んでいる。

 前田康弘監督(48)は「0次合宿では走りすぎないようにさせることが私の仕事です」と意欲満々の選手たちを頼もしそうに見つめる。主将の野中は「箱根駅伝で勝つために、僕は10区間どこでも対応できるようにします」ときっぱり話した。

 今季の学生駅伝も激烈な戦いとなる。第103回箱根駅伝で節目の10度目の優勝を目指す青学大。

最近3回の箱根駅伝で5位、3位、2位の国学院大。前回の箱根駅伝5区3位の工藤慎作、同4区区間賞の鈴木琉胤(るい)らに加えて増子陽太ら強力ルーキーが入学した早大。岡田開成(3年)らスピードランナーがそろう中大。駅伝巧者の創価大、順大などが覇を競う。

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