女優の藤原紀香が5日、東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!で初日を迎えた舞台「まんが日本昔ばなし劇場」(9日まで)に小学生歌手の村方乃々佳と出演した。

 幕が上がると、村方演じる山奥で迷子になった少女の前に、藤原演じる妖しくも美しい女性が姿を見せる。

すると間もなく、舞台いっぱいに迫力満点の龍が出現。まるでアニメから飛び出してきたかのような光景に。誰もが耳にしたことのある、物語の始まりを告げる「にっぽん昔ばなし」とともに作品の世界観が舞台上に鮮やかに登場した。

 舞台ならではのダイナミックかつ幻想美あふれる表現によって、開幕早々、客席は物語の世界へ。本公演では「ねずみのすもう」「三枚のお札」「雪女」「十二支の由来」という4話を厳選し、オムニバス形式で上演する。藤原は、はかなさの中に凛とした美しさを宿し、凍てつく冬の寒さをまとった現実離れした雪女を熱演した。

 終盤には、出演者全員で「にんげんっていいな」を歌唱。世代を超えて親しまれてきた名曲が劇場いっぱいに響き渡った。アニメを見て育った世代には懐かしさを、初めて作品に触れる子どもたちには新たな感動を届ける、親子三世代で楽しめる夏のファンタジーエンターテインメントに仕上がっている。

 藤原は初日を終えて「ご来場いただき、誠にありがとうございました。温かくて懐かしい、古き良き日本の教えが詰まっているこの作品を、今、温もりを込めて舞台という形でお届けしようと、務めてまいりました。お客様の息吹を感じることが出来、キャスト・スタッフ一同、何よりの励みとなり、明日への大きな力をいただきました」と観客に感謝した。

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