J1町田は13日、東京・町田市内で次節の千葉戦(15日・フクアリ)へ向けた調整を非公開で行った。チームは開幕節でFC東京に5発快勝(5〇1)。

目標のリーグ優勝へ向けて好発進したが、相手に退場者が出たこともあり、黒田剛監督は「これで一喜一憂するわけにもいかない」と強調。「逆に大差だったからこそ、2戦目は重要になる。緩みが出ないようにやらないといけない」と気を引き締めた。

 黒田監督が着目したのは前半5分に先制されたシーン。相手のゴールキックから最終ラインの裏に抜け出され、最終的にはFWマルセロヒアンにゴールを許した場面だ。一つの失点に対し、徹底的に分析を行う指揮官は「(失点は)アウトオブプレーからなので、2度と起こらないようにいい準備や修正を図らなければいけない」と語気を強めると「相手が急いで前方を狙っている以上、それに対してお釣りが出るくらい早く組織を構築させて、前向きで対応するのが原則中の原則」と指摘した。

 また、同場面の起点となったGK金承奎(キム・スンギュ)のゴールキック直前に、ピッチ内へ違うボールが入っていたことにも言及した。本来はプレーを止める場面だが、黒田監督を含めて町田の選手は試合中に気づかず。気づいてアピールできていれば、失点にならない可能性もあったが「入ってきたボールに意識を取られて、プレーが成立しなかったということではない。単純にそこに矢印を向けるより、自分たちの準備力が足りなかった、警戒心が薄れた、というところに課題を持って行かないと次につながらない」と否定し、ゴールキック後の守備を反省した。

 千葉には今季からFWエリソンが加入。川崎在籍時から町田が苦手とする相手で、2024年から4戦連続ゴールを許している。

“天敵”との勝負となり、指揮官は「彼の破壊力だとか、決定力は我々もフロンターレ時代に相当やられた選手なので(分かっている)」と警戒を強めると「ただ、エリソンに何人も人数をかけるわけにもいかない。マッチアップする選手のところで絶対に負けない意識を持たないといけない」と見据えた。

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