◇ラグビー「リポビタンDツアー2026」 〇オーストラリア 56(21ー17、35-0)17 オーストラリア● (15日、オーストラリア・タウンズビル)

 世界ランク12位の日本代表は、同8位のオーストラリア代表に17―56で敗れた。日本の戦績は9戦全敗となった。

エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「あれだけボールをもたれると、こちらに守り切るだけの力はない。ボールを持たれ続けられたことによるプレッシャーだった」と、敗戦を振り返った。

 8日の第1戦は32―35の惜敗。前半は14―14のタイで折り返しており、後半もくらいついた。この日も前半は、SH斎藤直人(東京SG)のトライなどで17―21と4点のビハインド。勝機を持って後半を迎えたが、結果は180度変わった。5連続トライを許した一方、チームは無得点。主将のロック、ディアンズ(BL東京)は「相手がすごく、ブレイクダウンにプレッシャーをかけてきた」と語った。

 後半2分、相手が蹴り上げたボールは確保できず。20分過ぎからは、接点でことごとくスチールを許した。課題としていたハイボール処理とサポート面で劣勢に。「コリジョン(タックルやコンタクトなど激しくぶつかる接点)のところで強い相手と戦うには、ポゼッションをキープしないといけない。

43%だとなかなか勝てない。50%以上持たないと勝つことはできない」と指揮官。速報値では、ポゼッションはオーストラリアが57%、最後10分に至っては97%だった。

 トライエリア前に攻め込まれ、肉弾戦で押し込まれるシーンも目立つ。ジョーンズHCは、この日2トライを挙げた相手のプロップ、トゥポウに触れ「トゥポウは今日、トライを取るたびにピザをもらえると思っていたのかも。試合が終わったら、彼のところにピザを持っていこうかな」と冗談交じりに語った。得点機にギアを上げるのもワラビーズならでは。学びを得た日本代表は次戦、9月にカナダ戦(新潟)を迎える。

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