バレーボール▽女子アジア選手権1次リーグ 日本3―0香港(21日、中国・天津)

 開幕し、1次リーグ(L)初戦で世界ランク6位の日本は115位の香港と対戦し、セットカウント3―0のストレート勝ちで白星発進を決めた。7年ぶり6度目の優勝で28年ロサンゼルス五輪の出場権を得る。

 第1セット(S)は、アウトサイドヒッター(OH)・石川真佑主将(エジザジュバシュ)、対角にOH・佐藤淑乃(ミラノ)、セッター・関菜々巳、対角に得点源の和田由紀子(ともにブストアルシツィオ)、ミドルブロッカー(MB)・島村春世(群馬)、MB・宮部藍梨(ミネソタ)、リベロは福留慧美(姫路)が先発。セッター・関のサービスエースで先攻し、いきなり5連続得点。石川のスパイクで得点を重ね、中盤には和田のサーブでブレイクを取り、7連続得点。MB宮部のブロックも光り、25―9の大差をつけて先取した。

 第2Sも同じ先発布陣で臨み、7―4から佐藤のスパイクなどで5連続得点を挙げて先攻した。しかし中盤は守備から立て直した香港に3連続得点を許し、サーブレシーブも崩された。日本は思うようにリズムに乗れなかったが、佐藤に代わって途中出場したOH鴫原ひなた(A愛知)のスパイク、MB島村のクイックで迫る相手を振り切り、25―15で連取した。

 2―0で勝利に王手をかけた第3SはMBの山田二千華(NEC川崎)が、セットの頭から出場。序盤は香港に先攻されたが、5―4から佐藤のバックアタック、山田の右に移動しながらのスパイクなどで4連続得点。中盤に主将の石川がブロック、スパイク、サービスエースなど攻守で存在感を放ってチームに流れを引き寄せた。

 今大会は28年ロサンゼルス五輪の予選も兼ねており、優勝チームには五輪切符が付与される。日本の主将・石川は「五輪切符を取ることが目標。

初戦からいい入りができるように」と覚悟を口にしている。2004年アテネ大会から7大会連続の五輪出場を目指す。

 トルコ出身のフェルハト・アクバシュ監督が率いる2年目の今季は、6~7月のネーションズリーグ(NL)で7位だった。決勝大会初戦の準々決勝で強豪・ブラジルに1―3で敗退。課題と収穫を手に準備し、五輪切符が懸かる大一番へ乗り込んでいる。

 ◆アジア選手権 アジア連盟が主催する国際大会で1975年にオーストラリア・メルボルンで開催。日本女子は過去5度(75年、83年、07年、17年、19年)優勝している。今大会は12チームが出場し、1次Lは4チームずつ3組に分かれ、総当たりで対戦。勝ち点の上位8チームが決勝トーナメントに進む。日本は1次Lで香港、韓国、ベトナムと同組になり、まずは8強を目指す。準々決勝は1次Lの順位で決まる。

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