OSK日本歌劇団トップスター・翼和希が26日、大阪・ナレッジシアターで、主演するミュージカル「幸村を討て」(27~31日)の公開舞台稽古を行った。

 今村翔吾氏原作の同名小説を舞台化。

本作で徳川家康と真田幸村の二役を演じる翼は「集中力の問題やなっていうのをすごい思ってて、緊張っていうよりかはこの集中力をどれだけ保てるかに、この作品はかかってるなっていうのが自分に課せられた課題」と、難しさを語った。一方で二役を楽しむ気持ちも持ち合わせている。「本当に正反対の役を演じるので、それがしっかりと演じ分けができたらいいなって。ただちょっと楽しくなりすぎちゃって。行き過ぎるとお客様に言葉が伝わらないというのも一つの学びでした」とおちゃめにほほ笑んだ。

 入団14年目で、巡りあったことのない役への挑戦に意気込む翼。「家康は高い声から低い声まで研究しました。眉毛の動きはこだわってますね」とニヤリ。一方の幸村は「人間くさい幸村。今までみたいに真っ直ぐ体当たりでいける役とはまた違った方向で挑戦しなきゃいけない役だったので、今回意外と幸村が苦戦しました」と明かした。

 今作はミステリー作品としても人気。「話がわからなければ置いてきぼりになってしまうという怖さがある作品。

皆さんに伝えるという意識をいつも以上に持たないと、この作品は成り立たないんだっていうのを実感しました」と新たな発見もあった。毎日500グラムのおにぎりを握っているという翼は「戦国時代だと思って、お米を食べています」と、お米パワーで全12公演を乗り切る。

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