◆明治安田J1リーグ▽第6節 鹿島0―1浦和(6日・メルスタ)

 浦和が鹿島戦では2021年以来5年ぶり、敵地・メルスタでは2016年以来10年ぶりとなる勝利を飾った。前半20分に奪ったオウンゴールの1点を守り切り、今季初のクリーンシート(無失点)で競り勝った。

これで今季は3連敗のあと、3連勝となった。

 開幕5試合で15失点と苦しむ浦和は、今節からフォーメーションを4バックから5バックへ変更して守備のてこ入れを図り、明治大在学中のDF稲垣篤志を右ウィングバックでJリーグ初先発に抜擢した。試合が動いたのは前半20分。MF渡辺凌磨のCKがオウンゴールを誘発して先制に成功する。その後は鹿島にペースを握られ、終盤にかけて防戦一方の展開となった。カウンターからチャンスを迎えるも決めきれずにいたが、迎えた後半42分、鹿島FWレオセアラのシュートがDFに当たってコースが変わり、山なりにゴールへ飛んだピンチを、元日本代表GK西川周作がビッグセーブで防ぎ切った。 

 曺貴裁監督は「配置とか並びを少し変えながらチャレンジしてみたつもりですけど、選手たちはそこをよく理解してやったと思います。悔しい思いをしていた選手たちがハードワークしてくれた。後半、ゴール前の攻防があった時も安心してみられた。すごく成長が見られると思います」と選手たちをたたえた。

 また前節の福岡戦など、前半の先制後に隙を見せた時間帯があったことを反省し、この試合に向けては「前半から後半のように」戦ったという浦和。指揮官は「先制しても、ちょっと前半の残り15分ぐらい、緩い時間帯がこの5試合みえたので。

後半、我々は交代選手も入れながらパワーアップする中で、前半からそういう気持ちでやってもらいたいと。今日は後半2回やったような、非常にいい試合ができた」と振り返った。

 この試合までホーム公式戦21試合無敗を誇っていた鹿島を止め、3連勝を飾った。曺貴裁監督は、京都監督時代に鹿島の「ホームリーグ戦27試合無敗」を止めた25年に続き、再び鹿島の無敗記録を攻略する形に。「(開幕5戦で15失点は)取られすぎたので、これからクリーンシートも入れながら、得点を取れるチームに仕上げていきたい」と、さらなるチームの成長を見据えていた。

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