たけし軍団の初期メンバーで、タレントの大森うたえもん(67)が9日、スポーツ報知の取材に応じ、7日に67歳で亡くなったお笑い芸人のグレート義太夫さんを悼んだ。「いろいろな経験を一緒に共有してきた初期メンバー。

1人いなくなっただけでも、本当にきついです」と、長く苦楽をともにした仲間との別れに声を落とした。

 2人は笑いだけでなく、音楽でも同じ時間を過ごした。1989年には、そのまんま東(東国原英夫氏)を加えた3人で音楽ユニット「La kunta(ラ・クンタ)」として活動。「女ごころ」をリリースし、TBS系「ドラマチック22 ビートたけし殺人事件~失われた魔人の伝説」のテーマ曲にもなった。

 大森はそのまんま東と共に作詞を手がけ、ボーカルを担当。義太夫さんはギターを奏でた。大森は「結構、話題になったので、ライブをやって追加公演も決まったのですが、いざ始まってみると、お客さんが全然いなかったことがありまして…。それでも最後までやりきりました」と懐かしそうに振り返った。

 大森自身のブログにも、3人によるデビューコンサートをTOKYO FMホールで開催した思い出が残されている。笑いを生業(なりわい)としながら、本気で音楽にも向き合った若き日の3人。客席が寂しい日も、ステージを最後まで務め上げたことまで、今となってはかけがえのない思い出となった。

 義太夫さんはギターだけでなく、ドラムなども演奏するなど音楽への造詣が深く、俳優として舞台に立つなど幅広く活動した。

大森は、同じ時代を駆け抜けた仲間の姿を思い浮かべるように、「優しく、頼りになる男でした。本当に残念です」と悼んだ。

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