お笑いコンビ・空気階段の水川かたまり(36)が舞台「春よ来い、マジで来い」(10月23日~11月7日、東京建物ぴあシアター)で、舞台初出演で初主演を務める。このほど、スポーツ報知のインタビューに応じ、作品への意気込みなどを語った。

 ドラマや映画などの出演経験はあるが、今回が意外にも初舞台。さらに、主演というおまけ付きに驚きを隠せない。「まさか自分に舞台の話、ましてや主演の話が来るとは思わなかった。多分、人生最後です(笑)」。顔合わせでは緊張したことも明かし、「他の舞台がどんな感じになっているのか分からないですけど、自己紹介して呼んでほしい呼び方を言った。ちょっと合コンみたいだなって思ってしまいました(笑)」とユーモアたっぷりに話す。

 同作は、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本を担当した足立紳氏の実話を交えた、若者たちのリアル描いた青春群像劇。かたまりは、脚本家で成功を目指す、うだつの上がらない29歳・大山孝志を演じる。自身も大学を中退した経験もあり、「この役に適するランキングをAIに出させたら、かなり上位の方に位置していると思う」と分析する。

 普段のコンビのネタ作りにも関わっているが、今回は自分以外が書いた脚本を演じることとなる。普段とは感覚も異なると明かし、「自分たちが書いたネタだったら、スベッても自分たちのせいで終わり。でも人が書いた脚本の場合、すべることができない。

責任感がある」と強い使命を口にする。それでも演技とコントの共通点は多いといい「共通する部分を生かしたい」と意気込む。

 対して相対する部分には、表情を上げた。「映像作品では、表情がすごく大事。コントは基本的にセリフで人を笑わせるけど、ドラマや映画では顔がアップで映るので、表情が大事だと改めて思った」。舞台は未経験ではあるものの、これまでに学んだことを存分に生かすつもりだ。

 私生活でも大きな変化が起きた。先月ラジオで、第2子誕生を報告。子どもの話になると自然と頬もゆるむ。「めちゃくちゃかわいいですね。(生活)リズムも変わりましたが、奥さんの方が大変です」。その分、今作への意気込みは強く「2児分の働きをしなくちゃいけない。

気合が入ります」とやる気十分だ。

 家族だけではなく、座長としてチームも自分なりに引っ張るつもりだ。「差し入れも皆さんに『いつ差し入れするものなんですか?』と聞くくらい分からない。(舞台出演経験のある)人にリサーチして差し入れしたい」と雰囲気作りから大事にする覚悟。「どの年代の方にも刺さると思う。頭を真っ白にして、自分が思ったことを感じ取ってほしい」と1人でも多くの人に見てもらえることを祈った。(古本 楓) 

 ◆水川 かたまり(みずかわ)1990年7月22日、岡山県出身。36歳。2011年、NSC東京校に17期生として入学。12年、同期の鈴木もぐらと「空気階段」を結成。21年、キングオブコントに3年連続出場。1stステージで歴代最高の486点を記録し優勝。

私生活では22年、アイドルグループ「predia」の元メンバー・桜子と再婚。24年に第1子、26年に第2子の誕生を発表。173センチ、51キロ。血液型AB。

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