愛知・名古屋アジア大会に臨んでいるサッカーU―21(21歳以下)日本代表は21日、豊田市内で第3節のタイ戦へ向けて調整した。前日にキルギス戦があったことから、この日のピッチ上での練習は6人(GKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾、小林将天、DF市原吏音、森壮一朗、岡部タリクカナイ颯斗、FW古谷柊介)のみ参加し、他の選手はホテルでの調整となった。

 この日の練習の後半はクロスの連携など、サイドからの攻撃を重点的に確認し、さらなる得点力アップに取り組んだ。このチームで右ウィングを務めるFW古谷柊介(東京国際大)は、練習から正確なクロスを披露し「今、チームとしてサイドからの攻撃がよりうまく行っている。よりクロスからの得点、クロスのこぼれからの得点は可能性がある」と語った。

 キルギス戦でチームは7得点を奪ったが、古谷自身は出場なし。自身が先発し、決定力不足が課題に挙がった初戦とは対照的な結果になった。古谷も「自分が出たい思いは人一倍ありましたし、自分が出たときにどう活躍するかイメージはあった。悔しいは悔しい」と、アタッカーとしての複雑な心境を吐露する。

 昨年から継続的に2028年ロサンゼルス五輪世代の代表に選ばれ、今季のJ1で上位を争う柏への加入も内定している。順調に階段を上っているが「(この1年で)自分を知ることが出来た。自分の技量や力は世界に比べると、まだ全然足りない。世界で戦っている選手は、意図しなくてもいいところに(ボールを)置いている」と、ファーストタッチの技術などを課題に挙げるなど、満足していない。大学のリーグ戦がまだ残っているが、今大会後は内定先の柏の活動に帯同する予定。

今大会でのアピールは今後の代表活動だけでなく、柏での出場機会にもつながる。

 大会前には3得点3アシストの高い基準を掲げたが、まだ得点関与はなし。第3節のタイ戦では存在感を示したい。古谷は「悔しいことは次に自分が出たときにつなげられれば、より良い」と切り替えると「1つのチャンス、アシストだったり得点の両方を仕留めきれるようにやっていきたい」と意気込んだ。

編集部おすすめ