ブラジル代表は24日、オーストラリアのタウンズビルでオーストラリア代表との強化試合が行なわれ、1-1で引き分けた。

 世代交代を図るブラジルは、センターバックにDFヴィトール・レイス(20、マンチェスターC)と右サイドバックにDFマテウジーニョ(26、コリンチャンス)が代表初招集で初先発。

前線にはFWヴィニシウス(Rマドリー)、ラフィーニゃ(バルセロナ)ら実力者を起用したが、動き出しが鈍く、パスミスも続出して攻撃を組み立てることができなかった。

 後半23分、オーストラリアがゴール前左でFKのチャンスをつかみ、左ウイングのFWイランクンダ(スポルティング)が右上隅へ直接決めて先制した。

 その後はブラジルがほぼ一方的に攻めたが、ラストパスやシュートをことごとく失敗する。敗戦かと思われたが、アディショナルタイムに左コーナーキックを右ウイングのFWライアン(ボーンマス)が頭で決め、辛うじて引き分けた。

 試合後、ブラジルのカルロ・アンチェロッティ監督は「先制された後、我々は多くのチャンスを作った」と強調しながらも、「今は新しい選手を試している段階。忍耐強く見守ってほしい」と暗に苦戦を認めた。北中米W杯では16強で敗退し、チーム再建をはかるブラジル。11月には日本代表とシンガポールで親善試合を行う。

 スポーツ紙「ランセ!」電子版は、「見所がほとんどなく、極めて貧しい内容の試合だった」と酷評。「このチームの最大の問題は、創造性が欠如していること。攻撃のタクトを振る背番号10がいない」と課題を指摘した。

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