◆愛知・名古屋アジア大会 第10日 陸上(28日、名古屋・瑞穂公園陸上競技場)

 女子5000メートル決勝が行われ、今大会2つの銀メダルを手にしている田中希実(豊田自動織機)が、15分11秒65で銀メダルを獲得した。1万メートルでも屈したヤビ(バーレーン)にラストスパートで競り負けたが、1日おきに3種目に出場するハード日程を乗り越えて、今大会3つ目のメダルを首に下げた。

山本有真(積水化学)は15分17秒84で4位だった。

 田中は7月18日の世界最高峰のレース、ダイヤモンドリーグ(DL)ロンドン大会女子3000メートル(14着)で、8分32秒29の日本新記録を出し、同23日のDLシレジア大会の女子5000メートルで今季の日本最高となる14分58秒35(14着)をマーク。7月にイタリアの高地合宿などの成果も含め、状態は上昇カーブを描いて、所属先の練習拠点で第2のホームでもある名古屋で行われる大会で1万メートル銀、1500メートル銅に続く、メダルをゲットした。

 一方で、2種目でラストの争いで敗れており、世界との差も痛感した。「自分の中で実力が上がっても世界と比べたら順位は取れない実力という、すごく微妙な立ち位置にいると感じた」と自分と向かい続け、金字塔を打ち立てた。

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