◆愛知・名古屋アジア大会 第10日 陸上(28日、名古屋・瑞穂公園陸上競技場)

 男子400メートル障害決勝が行われ、で17歳の怪童、後藤大樹(洛南高)が、銀メダルを獲得した。自己ベストの47秒93をマークした。

日本勢メダル獲得は18年ジャカルタ大会の阿部孝駿の銅メダル以来、2大会ぶり。2001年世界選手権(銅メダル)で為末大が出した47秒89にあと0秒04と迫った。取材エリアでは「後半で負けてしまって悔しい。47秒出しても負けるか、っていう気持ちがあって、大人の世界は広いなと思いました」と涙を流した。

 今年6月の日本選手権の予選。後半から一気に加速し、前を抜き去りゴールすると48秒31をマーク。レジェンド、為末大が1996年(高3年時)に記録した高校記録、U20日本記録の49秒09を0秒78も更新し、会場の度肝を抜いた。勢いそのままに決勝では48秒09のU18の世界記録を更新し、17歳にして日本王者に君臨した。

 今大会がシニアの国際大会デビュー戦。27日の予選は「久しぶりに緊張した」と高校生らしさも見せたとはいえ、走りはまさに怪物そのもの。ただ1人48秒台の好記録で余裕を持って決勝に進出。残り10メートルで逆転はされたが、17歳が大きなインパクトを残した。

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