◆第77回毎日王冠・G2(10月4日、東京競馬場・芝1800メートル=1着馬に天皇賞・秋の優先出走権)追い切り=9月30日、美浦トレセン

 初の古馬混合戦へ挑むリアライズシリウス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ポエティックフレア)は30日、美浦・Wコースで津村明秀騎手を背に3頭併せを行った。序盤はゆったりと入ったが、直線では最内に進路を取り軽やかな脚取りで加速。

中ヴェルバーニア(2歳未勝利)に併入、外ショーマンフリート(5歳3勝クラス)に1馬身あまり先着し、6ハロン83秒2―11秒4をマークした。手塚久調教師は「及第点くらい」とジャッジしたが、鞍上は「まだまだ時計も出せそうで、いい動きでした」と納得の表情。仕上がりに不安はない。

 距離に不安のあった日本ダービーこそ7着に敗れたが、皐月賞は2着と世代トップクラスの力は証明済み。古馬の壁を突破し、先に続く秋のG1シーズンへ弾みをつけたいところだ。鞍上は「だいぶ体も締まってきています。ある程度、好位で強気に乗りたいですね」と策を練り、「初めての古馬相手ですが、結果も内容も求めていきたいです」と意気込み十分。トレーナーも「秋は何戦かする予定なのでいいスタートを切れれば」と力を込めた。(角田 晨)

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