歌舞伎俳優の中村鴈治郎が1日、東京・浅草で初日を迎えた「平成中村座十月大歌舞伎」(25日千秋楽)の第1部「仮名手本忠臣蔵 九段目」に出演した。

 京都・山科で隠遁生活を送る大星由良之助の元に戸無瀬(中村七之助)と小浪(中村鶴松)が訪れることから始まる物語。

平成中村座に初出演となる鴈治郎は、物語の鍵を握る加古川本蔵役で、主君への忠義と娘への愛、ふたつの思いに心を揺らす役柄を、存在感たっぷりに演じた。

 また、小浪役の鶴松は1月の新春浅草歌舞伎以来、9か月の舞台。観客からは「中村屋!」の大向こうと大きな拍手で迎えられた。

編集部おすすめ