◆第28回東京ハイジャンプ・JG2(10月18日、東京競馬場・直線芝3110メートル、良)

 東京9Rの東京ハイジャンプ・JG2は、2番人気に推されたジューンベロシティ(牡8歳、栗東・武英智厩舎、父ロードカナロア)が、果敢な逃げを打って最後は2着馬のマイネルグロンを3馬身突き放して同レース史上初となる3連覇を飾った。勝ち時計は3分23秒2(良)。

 強気なレースで勝ち切った。大外枠から好発を決めると、高田潤騎手に促されてハナへ。鞍上の「この馬らしい競馬をしたいなと思っていたので、力勝負に持っていった」という判断で道中は2番手以下を引き離す逃げを打った。緩急をつけながらペースを刻み、軽快な脚取りで障害をパスしていくと、直線では2枚腰の粘りを発揮。残り200メートル付近でマイネルグロンに詰め寄られかけたが、最後は3馬身差をつける完勝だった。

 武英調教師は「東京ではやっぱり堅実に走るので強いですね」と開口一番に安堵(あんど)の表情を浮かべた。「2週目の向こう正面から結構ソラを使っていたので、その辺がどうかと思っていましたが、その分最後は反応していたのですごい馬だと思います」と、たたえた。

 高田騎手も「今年は悔しいレースが続いていたし、この馬は中山(大障害)には行かないので、このレースを勝つために1年間やってきた」と、このレースへの思いを明かした。今後について指揮官は「(今のところは)年明けの予定です。(中山大障害は)全然合っていないと思うので、年も年ですし、得意なレースを使っていきたい」として、来年の現役続行は決定済み。まだまだ元気な8歳馬が、引き続き障害界をにぎわせていく。

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