◆卓球◇ノジマTリーグ女子 日本ペイント 3―1 神奈川(18日、東京・駒沢屋内球技場)

 女子でリーグ3位の日本ペイントマレッツ(日本ペイント)が同4位の木下アビエル神奈川(神奈川)に3―1で逆転勝ち。4連勝で今季6勝目(4敗)を挙げ、勝ち点を20に伸ばした。

第1試合のダブルスを落としたが、第2試合のシングルスは横井咲桜が3―2で勝利。第3試合は14歳の村松心菜が神奈川の主将・岡田琴菜を3―2で撃破。第4試合は11日のWTTチャイナスマッシュ準優勝から帰ってきた佐藤瞳が牧野美玲を3―1で下し、チームを勝利に導いた。

 日本女子シングルス初のグランドスマッシュ準優勝の快挙から7日。カットマンの佐藤がTリーグ戦に帰ってきた。12日に帰国し、1日休んで備えてきた。2―1の第4試合の“クローザー”起用に応え、チームの4連勝に貢献。勝利後は少し苦い表情だったが、「久しぶりのTリーグで少し緊張もあったんですけど、3番の村松選手の粘り強いプレーと勝ちきった試合を見て、ここで自分は絶対に負けられないといういい刺激をもらいました」と充実の汗をぬぐった。

 WTTシリーズ最高位の格付けのチャイナスマッシュでは、グランドスマッシュ(GS)で日本女子単初の決勝進出。11日の決勝では中国の王曼昱に0―4で敗れたものの、大躍進で、世界ランキングは自己最高の8位に浮上した。それでも28歳は「そこはまだ実感はないです」と浮足立った様子はみじんもない。

 この日のリーグ戦では佐藤の国際舞台の活躍もあって、初めて来場した観客もいた。

カット打ちを駆使して長いラリーを制すと「うぉ~!」と、1球、1球に歓声が上がり、会場も興奮した。佐藤は「すごくたくさん声をかけていただいて、それはすごい嬉しかったです。でもいざ試合に入ったら、相手と試合をするだけ、という感じで。あまりいろんなことは考えずシンプルに(考えて)やっていました」とうなずいた。

 12月のWTTファイナルズ香港の出場資格を得るなど、国際舞台での戦いを続けながら、Tリーグで初優勝を目指す日本ペイントの主軸としての覚悟もにじむ。「この試合までも誰かがいない中でやっている。(皆が)そろった時は絶対に勝ちたいですし、誰かがいない時もチーム一丸となって協力しながらやっていきたいです」と頂点を見つめた。

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