◆スピードスケート 全日本距離別選手権 第1日(23日、長野・エムウェーブ)

 女子500メートルで、短距離女子のエース、吉田雪乃(寿広)が、唯一の37秒台となる37秒61で3連覇を達成した。

 ミラノ・コルティナ五輪後、初のレース。

「不安しかなかった」と話したものの、最初の100メートル10秒53で通過するとスピードに乗り、他を圧倒した。「レースをこなしていなかったので慣れのところが大きかった。不安しかなったところでタイムが出たのは自分のなかで、ひとつ自信を持っていいのかな」と手応えを話した。

 W杯で3勝を挙げる女子短距離のエース。メダルを期待されて臨んだ初出場だった2月のミラノ・コルティナ五輪では、同種目で13位、1000メートルも16位に終わり、悔しさにまみれた。

 今季は新シーズンに向けて、変化を求め新たな調整法で臨んでいる。氷上で本格的に練習したのも普段より遅い約1か月前。ロードバイクでの練習をなくし、ワットバイクで負荷をかけ続けた。「力はついたのかな」とパワーアップを口にする。

 4年後の五輪へ、「まだ、気持ちの切り替えは正直できていないが、現役を続投するのは大きな決断でした。その中で周りの方々が支えてくれたのは大きかった。4年後をまた思えた」と感謝を胸に再出発している。

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