テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月金曜・午前8時)は28日、ボクシング漫画の金字塔「あしたのジョー」をはじめ、数々の名作を世に送り出してきた漫画家・ちばてつや(本名・千葉 徹弥)さんが22日午後6時、骨髄異形成症候群のため都内の病院で死去したことを報じた。87歳だった。

 2015年12月から、ビッグコミック(小学館)で「ひねもすのたり日記」を連載していたが、今年9月、体調不良で休載すると発表。ブログも8月17日に投稿したのが最後となった。妻の幸子(ゆきこ)さんを喪主に既に家族葬を行った。小学館は後日、お別れの会を開く。

 番組ではちばさんの人生を生前の番組出演、インタビューなどのVTRをまじえて伝えた。

 ちばさんは1939年に生まれ、41年に一家で旧満州に移り、六歳の時に現地で終戦を迎えた。番組では、家族が直面した大陸から日本へ引き揚げる時の体験を2002年8月12日放送の「徹子の部屋」に出演した時に明かしたVTRを放送した。

 ちばさんは「今まで守ってもらってたと思った兵隊さんがいなくなっちゃったわけですから。大陸にいた日本人は全部路頭に迷って、あっちに逃げ、こっちに逃げっていう時代が始まるわけですね。一年間」と明かした。

 黒柳から「子供心にも周りの人たちが死んでいくのがわかって」と聞かれ「そうですね、まあほとんど飢えと寒さですね、そのひと冬の間に。もうほとんど食料のアテがありませんし、着のみ着のままでもう出てきてますから」と語っていた。

こうした凄絶な戦争体験が漫画家を志した原点にあることを番組は伝えた。

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