日本サッカー協会は28日、岡田武史氏(70)が10月24日をもって、副会長を辞任したことを発表した。

 日本代表監督として2度W杯で指揮を執った岡田氏は2016年から18年まで副会長を務めた後、2022年に会長職務代行順1位の副会長に就任。

日本サッカーの発展に貢献してきた。以下は岡田氏のコメント。「誠に勝手ながら、このたび、副会長の職を辞させていただくこととしました。私はこれまで、スポーツは高潔であるべきだという信条のもと、その社会的価値を大切にしてきました。しかし、今回のFIFAワールドカップをめぐる一連の対応については、私自身の信条との間に大きな隔たりがあり、それを一人のスポーツマンとして受け入れることができず、このたびの決断に至りました。アジアサッカー連盟(AFC)との関係や日本サッカーへの影響を踏まえれば、AFCと歩調を合わせる方向性には現実的な理由があるものと理解しております。任期の途中で職を退くこととなり、大変申し訳なく思っておりますが、熟慮を重ねた末の決断としてご理解いただければ幸いです」(原文まま)

 ◆岡田武史(おかだ・たけし)1956年8月25日、大阪市生まれ。70歳。天王寺高から早大に進み、80年に古河電工(現千葉)に入社し、90年に引退。95年に日本代表コーチに就任。97年、更迭された加茂周監督の後を受けて監督に昇格。日本を初のW杯出場に導いた。

99~2001年に札幌を指揮。03年から横浜M監督に就任し、リーグ制覇。07年末に再び代表監督に就任し、10年南アフリカW杯で16強進出。12年から中国スーパーリーグの杭州緑城の監督を2年務める。14年11月から今治のオーナーに就任。19年6月に日本サッカー殿堂入りが決定。

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