第33回マイルGP・S2は10月28日、大井競馬場でトップマイラー13頭がダート1600メートルを争った。2番人気に推されたソニックスター(笹川翼騎手騎乗)が直線で抜け出し、1番人気のリコースパローに3馬身半差をつけて優勝。

重賞初制覇を果たした。

 ベアバッキューンとの激しい先行争いに決着をつけたリコースパローが3コーナーで先頭に立つと、終始外めで追走していたソニックスターもスパート。ぐんぐん前に追いつくと、勢いそのままに後続を3馬身半突き放し、念願の重賞初制覇を果たした。

 笹川翼騎手は「コーナーが苦手なので、あまり内を回りたくなかった。直線ではしっかり伸びてくれた。もう一段力をつけて、南関東の新たなスターになってほしい」と期待をふくらませた。

 昨年のゴールドレガシーに続いてこのレースを制した藤田輝信調教師は、最後の切れ味に「思った以上」と驚きを隠さず、次走は「ゴールドC・S1(12月23日、浦和)を目標に調整しようと考えている」とした。

 ◇ソニックスター 父イントゥミスチーフ、母キャロライナバーティー(父スペイツタウン)。大井・藤田輝信厩舎所属のセン5歳。米国・ナンシー・シュフォード氏の生産。通算16戦6勝(うちJRA11戦3勝)。総獲得賞金は8968万円(うちJRA3875万円)。

重賞初制覇。馬主は保坂和孝氏。

 矢野貴之騎手(リコースパロー=2着)「前半のリズムが悪くなった。プレッシャーをかけられたなかでよく2着に粘ってくれた。展開が勝ち馬に向いたかな」

 安藤洋一騎手(ナンセイホワイト=3着)「返し馬からいつもの圧がなかった。競馬が不器用で、2コーナーからゆっくり上がっていきたいところで3番手になってしまった」

 ゴンサルベス騎手(ゴールドレガシー=4着)「直線が長い方が良かったけど、外回りではなくてもこなしてくれた。直線の手応えは良かったけど・・・」

 御神本訓史騎手(ウィリアムバローズ=5着)「前回乗った時よりバランスが良くなかったけど、競馬にうまく対応できたのは本当に良かった。収穫はあった」

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