日本相撲協会は26日、大相撲九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。伊勢ケ浜部屋は第63代横綱のしこ名を受け継いだ旭富士が新十両に昇進。

部屋の関取が10人(関脇・熱海富士、小結・義ノ富士、幕内・伯乃富士、尊富士、錦富士、寿之富士、嵐富士、十両・翠富士、炎鵬、旭富士)に達した。

 同一部屋の関取10人は1996年初場所の二子山部屋以来で、約30年ぶりの快挙となった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・照ノ富士)はこの日、福岡・太宰府市内で行われた嵐富士の新入幕会見に同席。「もともといいものを持ってる力士が多いので、そういった子たちが伸び悩んだりしていたところは、どうやったら本来の力を発揮できるかとか、もっと強くなるにはどうしたらいいかということを日頃から本人たちと話しながら、稽古に取り組む姿勢なり、そういったものを全部考えてやってきた結果」と受け止めた。

 同親方は関取が増えることによる相乗効果も大きいとみている。「一人活躍すると『次は俺の番だ』と他の力士の励みになる。三段目、幕下を目指している子たちも士気が高くなる。そういった面ではみんな切磋琢磨して、いい雰囲気ではあるんじゃないか」。今後に向けては「関取の数だけではなく、三役にも2人上がってきている。協会の看板力士が一人でも二人でも出てくれれば、他の同じ部屋の仲間たちがライバル意識を持ってつられて上がっていくんじゃないか」と自身が部屋を継承後、初の大関誕生への期待を込めた。

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