大相撲の十両・炎鵬(伊勢ケ浜)が26日、部屋が九州場所に向けた宿舎を構える福岡・太宰府天満宮で妻・美希さんと2人で結婚会見を行った。

 以下、会見の一問一答

 ―婚姻届を提出されたのはいつ?

 炎鵬「8月8日に入籍しました。

令和8年8月8日で末広がりで良い日だなと思ってその日を選ばせていただいたんですけど、(役所は)すごい人でしたね。整理券渡されて順番待ちしました」

 ―提出した時の心境は?

 炎鵬「結婚したんだなという、なんとも言えない気持ちでした。うれしい気持ちが大きかったですね。

 ―美希さんはどのような心境?

 美希さん「…」

 炎鵬「しゃべるのが苦手みたいです(笑)」

 美希さん「恥ずかしい。とてもうれしいです」

 ―馴れ初めは?

 炎鵬「出会いは遡ればかなり前なんですけど、ちゃんとお付き合いしてもらえるようになったのは、怪我をして休場している間ですね。その時にすごく良い関係になって、お付き合いさせていただくことになったのが始まりでした」

 ―怪我をしている間は苦しかったと思うが、どんな支えがあった?

 炎鵬「明日のことも考えられないような真っ暗な日々の中で、光を照らしてくれた。太陽のような、生きる希望を与えてくれる存在でした」

 ―印象に残っている言葉は?

 炎鵬「言葉というよりも、存在だけで、見てくれるだけで、自分が元気になる。近くにいていただいて、この人のためにも頑張りたいなと、そういう思いにさせてもらいました」

―結婚を意識し始めたのはいつ頃から?

炎鵬「関取に戻らないとこの業界、世界では結婚できないということもあるので、まずは関取に戻ることがまず1つの目標ではあった。(関取に)戻った時に結婚ということをすごく考えました」

 ―美希さんの為にも関取に戻りたいと思った?

 炎鵬「もちろんありました。やっぱりここまで近くで一緒にいてくれて、怪我をする前の自分のことは知らないですけど、もう一度土俵に立って相撲をとっている姿を見せたいなというのは思っていました」

 ―怪我で大変な時期にどう寄り添った?

 美希さん「私は特に何もせず、彼が一生懸命頑張っているのを、陰ながら応援しておりました」

 ―手料理をつくってサポートした?

 美希さん「体重を増やすことを心がけて、食事面では添加物を使わないとか、そういったことを心がけていました」

 ―妻の食事で好きな料理は?

 炎鵬「全部おいしいです。毎日食卓にとんでもない量のご飯がおいてある。それと毎日向き合いながら、長い日は2時間も3時間も、ご飯を食べている日もあった。

前でずっと見られているので、残すわけにはいかない。でも、そのおかげで体も大きくなった。なかなか太れなくて、自分も困っていたので、ご飯を作ってくれたのは本当にありがたかったですね」

 ―プロポーズのタイミングは?

炎鵬「本当は(関取に)戻ったタイミングで、番付発表があった日に言おうかなと思ったんですけど、自分でもなんか感極まっちゃったというか。気が付いたら言うタイミングを逃しちゃった。それで、いつ言えばいいんだろうみたいになっちゃって、ズルズルそのまま」

 ―プロポーズは入籍日のちょっと前にした?

 炎鵬「そうですね。したんですけど、それも結構ぐだぐだな感じになった」

 

 ―どんな言葉で?

 炎鵬「もうシンプルです。『お願いします』と。でも、はじめは断られました。ちょっとタイミングがあまりよろしくなかったみたいで、今ここで言うのみたいな感じで、奥さんも戸惑っちゃって。でも、自分がもう強引に無理やり」

 ―押し切った?

 炎鵬「力ずくで押し切りました」

 ―決まり手は?

 炎鵬「押し出しですね」

 ―ひかれた部分は?

 炎鵬「一緒にいるだけで元気をもらえる明るい方。自分が苦しい時、辛い時でも、一切そういうことに関して口を出してこないというか、ただそばにいて、見守ってくれている。すごくポジティブなので、自分をどんどんどんどん引き上げてくれる存在。

一緒にいるだけでも心強い方です」

 美希さん「いっぱいあります。一番は不屈の精神で頑張っている姿を見ると、何がなんでも支えたいなと思いました。辛いだろうけど、それを顔に出さず、いつも家に帰ってきたらふざけているところかな」

 ーどんな家庭を築きたい?

 炎鵬「一生をかけて幸せにしてあげたい」

 美希さん「早く家に帰りたいなと思ってもらえるような存在でいたいなと思います」

 ―早く家に帰りますか?

 炎鵬「はい。20時には帰ります」

 ―奥様との共通点は?

 炎鵬「いや、全く違うと思います。自分はどっちかというと陰キャなほう。奥さんが明るいほうなので、正反対な感じです」

 ―炎鵬関が十両復帰した時の心境は?

 美希さん「うれしい反面、どんどん強くなって番付が上がると相手も強くるので、(ケガへの)不安、心配の方が大きかったです」

 ―九州場所に向けた意気込みは?

 炎鵬「1日でも長く、土俵に上がり続けることが今の目標。結婚して奥さんに恥をかかせる、迷惑かけるわけにもいかないので、より一層頑張らないといけない」

 ―地元・石川県の方も喜ぶ。

 炎鵬「そうですね。金沢にはすごく感謝していますし、地震であったり災害あったりで大変な思いしてらっしゃる方はたくさんいると思う。そういう方たちの生きる希望というか、少しでも明るい希望を届けられるような存在になりたいなというのはあります」

 ―お互いの第一印象は?

 炎鵬「僕は一目ぼれでした」

 美希さん「最初に会った時の印象はあまり覚えてないんですけど、再会した時は首にコルセットをつけていたので、大変な怪我をされたんだなという印象でした」

 ―大きな怪我で力士人生もどうするかという状態だったが、どんな言葉が記憶に残った?

 炎鵬「言葉というよりも、存在ですね。相撲のことも全くわからないので、相撲に関しては口を出してこないんですけど、ただただ一緒にいて、その時だけは相撲のこと忘れられる。そういう所が自分にとっては大きな存在だったと思います」

 ―プロポーズを一度断られた。

 炎鵬「元々予定していた日を前倒ししてプロポーズすることになって、急遽いろいろ予約したんです。それで、プロポーズしようと思っていたお店が、ちょっと思っていた雰囲気と全然違くて、あれ、ここじゃないなと。慌てて違うお店を予約して行ったんですけど、時間もなくて、無理やり雰囲気も何もなく、いきなり言った感じです。それで、そこで1回お断りされて、1回家に持ち帰って、もう1回いきました。2回やりました。テイク2です」

 ―どんな思いだった?

 炎鵬「モヤモヤしました。これでいいのかなみたいな、なんか申し訳ないことしたみたいな」

 ―それは一生かけて穴埋めする。

 炎鵬「はい、そうですね。これから」

 ―指輪は2人で選んだ?

 炎鵬「そうです。奥さんの希望で一緒に見に行きました」

 

 美希さん「お気に入りです」

 ―これを押し込んだ?

 炎鵬「これを押し込みました。はい(笑)」

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