2013年秋、東京都渋谷区にオープンするワイン愛好家のための賃貸マンション、その名も「ワインアパートメント」。ワイン好きの間では「スゴイのができるらしい」と早くも話題騒然のコチラの物件。

先だって開設されたフェイスブックページもすでに1万3000回以上の「いいね!」が押されるなど注目が集まるなか、いよいよその設備とサービスの全貌が明らかにされました。

「ワインアパートメントはワイン愛好家にとって最高のテーマパーク」。とは同物件を手がけるイノーヴ株式会社の鈴木貴幸社長。その言葉通り、「ワインを中心とした生活」を送るためのサービスと設備が、これでもかというくらい充実していましたよ。

手厚いサービスでワイン漬けの毎日をサポート

■最大1万本収納。入居者専用の地下ワインカーヴ
地下が丸ごとワインカーヴになっていて最大1万本まで収納可能。東京ステーションホテルのワインセラーにも使われている「PSワインセラーシステム」がカーヴ全体を13~15℃に保ち、理想的な環境でワインを保存できるそう。利用料は最も大きなデラックスサイズ(横置きで264本、縦置きで384本収納可能)で月額2万2000円。

ワインカーヴのイメージ画像。その場でワインを試飲できるスペースも設けられるとか


■管理人が「ソムリエ」
ワインアパートメントにはソムリエが勤務。「入居者専用のソムリエ」がワインカーヴの番人となり、主の大切なワインを守る。また、栓を開ける瞬間に合わせてワインを適切な温度に保ったり、必要に応じてデキャンティングを行ったりと、最善の状態でワインを楽しむための幅広い要望に応えてくれます。

““ボルドーすべてを体験できる“ワインバーとして賞賛される「マックスボルドー六本木」から、一流のソムリエを「管理人」として派遣


■ワイン会・パーティーをサポート
自室でのホームパーティーをソムリエがコーディネート。会の趣意、予算、ゲストのプロフィール、ワインの知識レベルに合わせて、企画から下準備、当日のホスティングまでをトータルでプロデュースしてくれます。また、ワイングラスやデキャンタ、ソムリエナイフ、ワインクーラーなどの道具はパーティー後の洗浄込みでレンタル可能。(各サービスは有料)

ちなみに、パーティー料理は1階に入るビストロ「神泉 遠藤利三郎商店」からルームサービスできます

そのほかにも、
●週末にソムリエから入居者へ1人1杯のワインをサービスする「ウィークエンドワインカフェ」
●月1回ソムリエが主催する会員制ワインテイスティングサロン「ソムリエ主催ワイン会」
●メールやSNSで日常的にワインに関する相談を受け付ける「ソムリエホットラインサービス」

などなど、手厚いサービスが多数あり、愛好家にとっては至福のワインライフを堪能できる、まさに夢のようなマンションになりそう。

居室は2タイプ。ワインセラー完備のゆとりある空間

一方、住宅としてのスペックはというと、9階建てで戸数は全18戸、各階に2部屋ずつというゆとりある設計。間取りは42.01㎡~45.60㎡のワンルーム(ステューディオ)タイプ。室内はワインを楽しむ空間として細部のディティールまでこだわり、キッチン、リビングダイニング、バルコニーはホームパーティーを考慮した動線が確保されるなど、こちらも徹底的にワイン愛好家を意識した空間デザインがなされています。

京王井の頭線「神泉駅」徒歩4分、渋谷駅にも徒歩12分という好立地。「裏渋谷」とも呼ばれる周辺は、星付きのビストロやバーも点在するグルメゾーン

旧山手通りに面したBタイプの間取り。標準でデイリータイプのワインセラーとテイスティングカウンター兼グラス収納ショーケースも完備

気になる家賃は23万9000円~25万8000円(管理費2万円)と周辺の相場からするとやや高め。しかし、これだけの手厚いサービスと設備なら、ワイン愛好家にとっては十分すぎるほどの価値を見いだせると思いますし、実際、都心の趣味部屋としてセカンドハウス的に利用したいリタイヤ富裕層や、ワイン好きのお金持ちDINKSなどから入居希望が殺到しそうな予感がします。

お金さえあれば個人的にもぜひ住んでみたいこのマンション。きっと欧州の王侯貴族にでもなったかのような贅沢な毎日が過ごせることでしょう。あと、間違いなくモテるしね。

ちなみに募集開始は12月3日からとのこと。先着順とのことなので、気になる方はお早目に。


■ワインアパートメント
HP:http://wineapartment.jp/

元画像url http://jrnl-parts.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2012/11/6051a18b1e82c19c6ad942aa4fc75c24.jpg
編集部おすすめ