成城石井では、シンガポール政府観光局との共同企画として、8月2日より「シンガポールフェア」を開催中です。今回のフェアに合わせて、自家製惣菜やデザート計8品が新登場。

いずれのメニューもスーパーのお惣菜&デザートの域を超えた本格的な仕上がりとなっています。

 新メニューの開発に当たって、シンガポールのフーディー・パーソナリティでもある成城石井の原昭彦社長と同社のエスニック料理長である勝本浩二氏の両氏でシンガポールを訪れ、85品のシンガポールフードを試食したうえで今回のメニューが完成したそうです。各メニューに合う成城石井オリジナルドリンクとともに、イチオシのラインナップをご紹介しましょう。

「シンガポール風ソイソースチキンヌードル」は新開発の細麺が決め手

「シンガポール風ソイソースチキンヌードル」は、エスニックな味わいの麺料理。中国醤油や五香粉などを配合した合わせ調味料に漬け込んだ鶏肉と一緒に、タレをしっかり絡めた細麺をいただきます。

食べるだけで南国気分! 「成城石井」のシンガポールフェアの惣菜&デザートの本気度がスゴい

 この料理の決め手となるのが細めの蒸し麺で、この麺は現地の味を再現するために新たに開発したそうです。実際に食べてみると、少し縮れた麺にタレがよく絡み、ボリュームも満点。タレは中国醤油、オイスターソース、タイの醤油である「シーユーダム」を使った甘辛い味になっており、別添えのシンガポール風チリソースが加わることで、さらに現地の味わいに進化します。

食べるだけで南国気分! 「成城石井」のシンガポールフェアの惣菜&デザートの本気度がスゴい

「ナシレマ」はシンガポール人も「おふくろ味」と大絶賛

「ナシレマ」という日本では聞き慣れない料理も今回のフェアに登場。日本語で説明すると「マレー風唐揚げとサンバルチリのココナッツライス」。スパイシーな唐揚げと豆料理をココナッツライスと一緒に食べる料理です。

食べるだけで南国気分! 「成城石井」のシンガポールフェアの惣菜&デザートの本気度がスゴい

「ココナッツライス」は、ココナッツクリームとココナッツファインを加えて風味を出したごはん。そこまで甘くはなく、香りが豊かな印象を受けます。そんなごはんと一緒に食べるマレー風唐揚げは、ターメリックやコリアンダーなどのスパイスと黒糖を使用するので、甘辛さが感じられます。

これはごはんが進む! シンガポール政府観光局北アジア局長のマーカス・タン氏も「おふくろの味だ」と大絶賛していたそうです。

食べるだけで南国気分! 「成城石井」のシンガポールフェアの惣菜&デザートの本気度がスゴい

 干しエビや唐辛子、にんにくなどをすり潰した調味料「サンバルブラチャン」でオクラを炒めるなど、調味料にとことんこだわったひと品といえそうです。

「シンガポール風エビスープヌードル」は2種類の麺をミックス

 現地さながらなのは、調味料だけではありません。「シンガポール風エビスープヌードル」、通称「プロウンミー」は現地のスタイルにならって中華麺とビーフンをミックスしているんです。こんなふうに2種類の麺を混ぜて食べる料理は日本にないので新鮮ですね。

食べるだけで南国気分! 「成城石井」のシンガポールフェアの惣菜&デザートの本気度がスゴい

 エビスープはアメリケーヌソース、エビのエキス、おきあみ、サンバルブラチャンで仕上げられており、少しピリ辛です。エビの殻でダシを取るアメリケーヌソースはフレンチに用いるのが一般的ですが、アジア料理に使うという斬新な発想のおかげで、エビの旨みが存分に活きたヌードルに仕上がっています。

食べるだけで南国気分! 「成城石井」のシンガポールフェアの惣菜&デザートの本気度がスゴい

デザートもシンガポール感満載

 惣菜だけでなく、デザートへのこだわりも負けてはいません。「有機豆乳とココナッツの黒胡麻豆花」や「シンガポール風パイナップルケーキ」も、まさにシンガポールグルメ。黒胡麻や黒糖を使用することで、日本人が食べやすい味に仕上がっています。

食べるだけで南国気分! 「成城石井」のシンガポールフェアの惣菜&デザートの本気度がスゴい
食べるだけで南国気分! 「成城石井」のシンガポールフェアの惣菜&デザートの本気度がスゴい

 今回紹介した以外にも、「成城石井自家製 8種野菜と食べるマレー風魚だしのスパイススープ春雨」(599円)や「成城石井自家製 シンガポール風ソイソースチキンライス」(699円)、「成城石井自家製 シンガポール風ワンタンミー」(699円)も登場します。シンガポールフェアは8月31日までの開催です。期間中にぜひ成城石井でシンガポール料理を堪能してみてください。

(取材・文◎今西絢美)

●DATA

成城石井

http://www.seijoishii.co.jp

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