“うまい、やすい、はやい。”でお馴染みの大人気牛丼チェーン『吉野家』では、9月30日より新メニュー「スタミナ超特盛丼」の販売をスタート。
新メニュー!? と疑問符を付けられた方、はい正解です。実はこの「スタミナ超特盛丼」は今年の4月末に登場したばかりのメニューで、今回はいわばリニューアル版。ざっくり説明しますと、丼に使用している肉は牛・豚・鶏の3種類で、その量はお店の看板メニュー「牛丼(並)」の具材量に換算すると3倍超! 1700kcalだった総カロリー数も、特製の「食べるラー油」と「追い飯」が追加されたことで2000kcalと大幅にアップするなど、“吉野家史上最大のボリューム”を謳うに相応しい食べ応えを備えています。
そこで、さっそくお店で実食していまいりましたよ!

オーダーしてから待つこと約2分、丼が運ばれてきました。まるで“味噌汁がご飯になってる!?”という、間違い探しの回答のように寄り添う「追い飯」の存在に多少以上の違和感を覚えつつ、玉子を丼の中央に乗せてさっそく実食開始です。

具材は冒頭でも触れたように牛肉と豚肉、鶏肉の3種類。まずは鶏肉から…しっかりプリプリ感があります。ニンニク特製たれの醤油香ばしい風味と旨み、そして今回新たに加わった「食べるラー油」の辛すぎない辛味と細かく砕かれたフライドガーリックが、食欲のスイッチをバチッとONにしてくれます。

続いては牛肉。こちらは「牛丼」の肉よりも厚めになっていて、特製たれとの絡みも絶妙です。そして豚肉も同様、柔らかさを損なわない厚さ、脂身と肉の旨さと特製たれがバッチリ合います。

そしてご飯と肉を半分ほど食べ終えたところで、別添えの「追い飯」を丼にイン。『吉野家』によると「春先の販売時に追加オーダーが多かったということでメニューに加えた」ということなんですが…なるほど、納得。特製たれと「食べるラー油」でご飯がいわゆるつゆだく状態になっているため、ここに「追い飯」があることによって“もうちょっと白飯で肉を食いたい”という願いが叶ってしまうんです!
ニンニク系のネックになる「強い風味と旨みに慣れて味が平坦に」は、同じく別添えのマヨネーズが見事にクリア。ビーム状にチャーっとかければ、それほどマヨマヨしくない酸味がちょうど良く味変してくれます。これはよくぞ付けてくれたと褒めてあげたくなるほど絶妙です。
さすがに牛丼を平らげるほどの速さではありませんでしたが、2000kcalオーバーも「追い飯」も何のその。思っていた以上にあっさりと完食できました。ああ、フライドガーリックの余韻が心地よい…ごちそうさまでした!

まだ食べたことないという方は、メニュー写真を見て「一体どんな大きさ&量の丼なんだろう…完食できるのか!?」となるかもしれませんが、これはひとえに「追い飯」の写真が小さ目になっているのが悪い(笑)。
今回の「スタミナ超特盛丼」。何より嬉しいのは期間限定ではなく、いつでも食べられるレギュラーメニューであること。テイクアウトもできますので、ぜひ存分にお腹を空かせてから『吉野家』へ向かってくださいね!
●DATA
『吉野家』スタミナ超特盛丼
販売:一部店舗を除く全国の『吉野家』
※販売のない店舗は公式HPにてご確認ください)
https://www.yoshinoya.com/