宇多丸、『斬、』を語る!【映画評書き起こし】
拡大する(全3枚)

TBSラジオ『アフター6ジャンクション』は毎週月-金の18:00~21:00の生放送。

宇多丸、『斬、』を語る!【映画評書き起こし】の画像はこちら >>

ラッパーにしてラジオDJ、そして映画評論もするライムスター宇多丸が、ランダムに最新映画を自腹で鑑賞し、生放送で評論するのが、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」の人気コーナー「週刊映画時評ムービーウォッチメン」(金曜18時30分から)。ここではその放送書き起こしをノーカットで掲載いたします。今回評論した映画は、『斬、』(2018年11月24日公開)。その全文書き起こしをここに掲載します。

宇多丸:

ここからは私、宇多丸がランダムに決めた映画を自腹で鑑賞し評論する週刊映画時評ムービーウォッチメン。今夏気はこの作品です。『斬、』。

(曲が流れる)

漢字で「斬る」と書いて『斬、』。しかもこの音楽を担当されている石川忠さんは、この作品の完成前に亡くなられてしまって。で、ずっと塚本晋也作品の音楽を担当されてきたんですけど、その親交の深さもあって、塚本さんが石川さんの元々作られていた作品のいろんなデータとかを編集して、この作品に当てて……っていう。作りかけのデータとかも含めて完成させて、見事シッチェス・カタロニア国際映画祭で音楽賞を受賞した、ということなんですよね。そんな経緯もあるという作品でございます。

『鉄男』や『野火』など世界中で評価を集める塚本晋也が、監督・脚本・撮影・編集・制作・出演を務めた初の時代劇。開国か否かで揺れ動く江戸時代末期。剣の才能はあるが人を斬ったことがない浪人・杢之進は、江戸近郊の農村で穏やかな日々を過ごしていたが、腕の立つ剣豪・澤村と出会ったことで生と死の世界に踏み込んでいく。主演は池松壮亮、蒼井優、そしてまた塚本晋也さんご自身といったあたりでございます。


この記事の画像

「宇多丸、『斬、』を語る!【映画評書き起こし】」の画像1 「宇多丸、『斬、』を語る!【映画評書き起こし】」の画像2 「宇多丸、『斬、』を語る!【映画評書き起こし】」の画像3