TBSラジオ『プレイステーション presents ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ』毎週木曜日21:00~21:30
■オーバークックの厨房で喧嘩! 「流しに食材置いたの誰だ!(怒)」「マイゲーム・マイライフ」のゲストは、前回に引き続き、SEKAI NO OWARI のDJ LOVEさんです。今回、DJ LOVEさんが紹介していたタイトルのうち、『オーバークック』というゲームが興味深かったため、ピックアップしていきたいと思います。

LOVE「オーバークックというシリーズがあって」
宇多丸「タイトル通り、料理のゲーム?」
LOVE「料理なんですけど、エクストリーム料理ゲームなんですよ。結構エクストリームな環境で料理を作って提供していくっていう」
宇多丸「インディーゲームなのかな? (調べながら)あ、かわいい」
LOVE「かわいいんですけど、後半になればなるほど、厨房がエクストリームな場所に」
宇多丸「なるほど。結構、厨房内を忙しく動くという……ものすごく仕事している感がハンパない(笑)」
LOVE「ちょっとしたバイトみたいな感じになりますね」
宇多丸「協力が必要なんですね」
LOVE「はい。これでめちゃくちゃ喧嘩しますね」

宇多丸「喧嘩するんだ(笑)。親睦じゃないんですか」
LOVE「もう、流しに食材を置いた奴は誰だ!(怒) みたいな」
宇多丸「おい、ちょっと! って(笑)」
LOVE「洗い物ができないだろぉ!(怒) みたいな感じで」
そして話題は、オーバークックの新作の話に。

LOVE「ヤっバいなぁ、また喧嘩するやつだなぁ、これ……。すげー!」
宇多丸「大鍋ですかね? ボォーッとこう、中華で、強火でガーッとやって」
LOVE「2から、食材が投げられるようになったんですよ。火を通す前の食材は基本、地面に置いてもOKというルールで」

宇多丸「ああ~。はははは。あれですね、熱を通せばいい理屈」
火を通す前なら食材を地面に置いてもOK、食材を投げてもいい、など、何かとツッコミどころも多そうなオーバークックですが、宇多丸さんの言うようにこれ、非常にグラフィックがかわいいのです。なのに、喧嘩になるほどのプレイスキルを求められるとは……。一体どんなゲームなのか、俄然気になったのでした。

(ゲームから学んだことについて)
LOVE「怒りに身を任せたらいけないなっていうのが……」
宇多丸「はははは。感情的になられる傾向だそうで」
LOVE「一回、やらかしちゃったんですよね。あまりにも頭に来てしまって、ソファーをガンってやって。そしたら、中の木枠が折れて、ソファーを壊しちゃって」
文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)