TBSラジオキャスターの久保絵理紗です。
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」
今回は、千葉県富里市役所で行われた「第42回 富里市すいかまつり」を紹介しました。

まつり会場には、開場前の朝5時から長蛇の列!しかし、なぜこの時期にすいかなのか・・・?実はすいかは今が旬!すいか農家さんはゴールデンウィークから7月初旬にかけて収穫と出荷でお忙しくなるようですが、その中でも特に今が美味しい時期なんだそうです。そうと聞いたら、今買うっきゃない。
▼こちらは無料試食コーナー

美味しいすいかを見極めるには、
①付け根の軸が青々としていること
②縞模様を触ると凹凸が感られるもの
③付け根の際がくぼんでいるもの
を選ぶといいそうですよ。会場で販売されるすいかの中には持ち上げられないほど大きなものもありました。15kgで2200円。この破格すいかのためにみなさん朝から行列を作っていたのですね。無料のすいか試食コーナーも大行列でした。
▼15kgのすいか。瞬時に腰が悲鳴をあげました笑

昨日は、「すいか品評会」が行われて斎藤 己千男(みちお)さんのすいか【味きらら】が最優秀「県知事賞」を受賞。すいかの優劣をつけるには、やはり叩くのか?と思ったら、品評会ですいかを叩くのはご法度!去年優勝したすいかは、太田市場で10万円で卸されたという、一級品揃いのこの品評会。斎藤さんの「味きらら」にはどんな値がつくのか・・・夢は膨らみます。
▼県知事賞に輝いた斎藤己千男さんの「味きらら」

▼特大玉はこんなサイズ・・・

そして、おまつりの中でも特に盛り上がるのが「すいかきれいに早食い競争」!早食いで「きれいに」とは一体?JA富里市すいか部 部長の杉本好一さんにお話を伺いました。「すいかの早食い」というと、勢いよく実をこぼしながら汚く食べれられてしまう・・・そんな現状に悲しむすいか農家さんの本音を汲んで、すいかを粗末にしないように「食べる量」ではなく「綺麗さ」を競います。
▼戦いが終わった後の計量の図。

1玉を16分の1にカットした半月型のすいかを制限時間10秒の中でどれだけ綺麗にたくさん食べられるか、最後に重さを計量。ルールブックには「志村けんさんの食べ方は禁止」と書いてあるそうです。あくまでも、きれいに。
放送中にでは、ずっしりとボリュームのある540gのすいかで10秒チャレンジ!杉本さんのアドバイス通り、種は口の中にため込み、時には飲んで、食らいつきました!・・・計量すると、480g。食べたのはたったの60g。このままでは終われない・・・ということで本番にもリベンジ!わき目も振らず吹き出しそうになりながらも攻め続け・・・
▼「きれいに」を心がけて無心に食べ続け・・・

結果は2位。残念!優勝は叶いませんでしたが、口いっぱいに広がる贅沢な甘みを堪能しました。白い果肉ギリギリまで甘かったな~。
▼放送中のチャレンジ(左)とリベンジすいか(右)。

▼お母さん方、強かった・・・!

23日は、富里スイカロードレースが開催されます。ランナーの受付は終了していますが、会場で富里のすいかを購入することができるそうです。今回いけなかった方も足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
▼斎藤己千男さん、杉本好一さん、ありがとうございました

◆6月16日放送分より 番組名:「安住紳一郎の日曜天国」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190616100000